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武道カラテ稽古日記

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人に伝える為に…

 大寒だというのに、この暖かさ…余計に具合が悪くなりそうです。
明日以降、また寒くなるとの事です。
皆様、体調等崩さぬように努めませふ…と言ってる私も…この前、数時間座っていたせい(胡座がいけなかった)で、治りかけの足が、かなり…痛いです。

 などと「寝言」をほざいていても、致し方ありません。
やることは、待っていてはくれません。
足を引きずっても、やらねばなりませんね。

ということで、試合競技規定に合わせて、履修しなければ、又は覚え直さねばならぬ「型」をやり込んでおります。人様に、曲がりなりにも教えていこうというのですから、人の何倍もやっておかなければ、なりますまい。一定の目標値として一週間で五つ程度の型を計1000回以上、まずやってみます。
現時点、三つまで終わり、四、五百を超した程度です。
…久しぶりに「看取り稽古」も、相当数こなしましたので「知恵熱」が出そうです…。

 やり初めて、いつも思う事ですが、新しい事や久しい事をやろうとして大丈夫かなぁと思うのですが、すぐに「ある事」に気づきます。
ふだんやっている「基本」となる「型」や「基本の技」の組み立てが、当然「型」です。
ために「それら」が、ある程度「形」になっている場合、思っているほど感じている程、時間もかからず、身体に馴染むのが、早いと感じることです。

これは、何も私たちの稽古に限った事ではありません。
どんなことでも、そうですが、やはり「基本となる物事」は大切ということですね。
思い返せば、中学校の頃、何を思い立ったか徹底して「暗記モノ」をやったことがあり、その甲斐あって歴史の教科書ほぼ全て覚えきった事があります。
その成果は、他の教科でもすぐに現れた事を思い出しました。
それをやった動機は…きわめて不純です。
出来た方が「モテる」「カッコいい」のではないかと単純にそう思ったから…(^^)

切羽詰まったり、何かに目覚めると人というのは、圧倒的な力を出すものなのかもしれませんね。

人にやらせて偉そうな事を言っていても、この世界では通用しません。
まずは、やってみなくてはなりません。
率先して自身が、苦しいキツい思いをしなければ、伝わるものも伝わらないと思っています。

但し、私の得た経験を踏まえ、次に続く人たちには、出来るだけ分かりやすく簡単に覚えられる工夫を施したいと思っていますが…それでも、単に覚えるだけでも相当な時間は、かかりそうではありますが、その辺は、やはり修行ということで…。

幸い電車にのっている時、歩いている時等は、頭の中で反芻出来るので良いのですが、車を運転中は…ちょっと危険ですので程々にしています。
ただ、いつもそんなことを始終考えている為か、忘れ物や「うっかり」が、多くなってるのはご愛嬌…

さて、週末までには、何とか形にしようと鋭意精進中です。
特に年長者の皆さん、暫く「覚悟」して下さい。
頭を空にして、素直にとりかかりしょう。
覚えにくいものというものは、自分が苦手なもの。
つまり、自分の弱点が、早々にわかる良い機会と思って下さい。
by katsumi-okuda | 2010-01-21 00:26 | 稽古日誌