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武道カラテ稽古日記

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初秋の疲れ…

 連休中から何やら「偏頭痛」が…
少し気を抜いたせいでしょうか、久しぶりにきてしまいました。
子供の頃から「風邪」には、滅法弱く、ひくと「大事」になってしまうタチのようです。

しかし、今年は「インフルエンザ」のせいもあり、かなり気を使っているせいでしょうか、あまり酷い「風邪」は、ひかずに済んでいます。
ですが、年齢には抗えず、体調不良は毎日のようにやってきます。

平熱は「35度台」平均心拍数「50台」…確かにスポーツ心臓だからと言ってしまえば、それまでですが、体調不全の折は、厳しいモノがあります。
少しの微熱でも「高熱」に感じてしまい、少し心拍数が高いと気持ちが悪い…相当、厄介です。

しかし、そんなことばかり言っていられないのが世の常。
日常では、特に人前では極力悟られないよう努めています。
…ただ、そんな折は、心も萎えるモノです。

いい知れぬ不安に苛まれ、思いもしなくてもいいことをツラツラと案じてしまう。
心とは、どんなに鍛えても脆弱なモノ…。
体調が下降すれば、その思いは強くもなるものと知れます。

ただ、そんなことを自分でわかるだけ「マシ」だとも感じています。
幸い多忙な日々を過ごさせてもらっています。
身体を動かす機会も、人様よりも多い。
それだけでも、有り難いとつくづく感じています。

身体を動かすことも、そして心を内観することも、私にとって「実験」に等しい。
身体を使い、どうすれば具合が悪くなるか、また逆にどうすれば良くなるか。
技は、どうすれば「使える」ようになるのか、そして、心との相関は…。
体調が、芳しくないときほど「実験」と相成ります。

…今日の稽古後、ケントと山本くんが、顔を出してくれました。
ケントは、激戦の跡が尾を引きそうですので、暫く完治するまで後輩選手たちの補佐に専念してもらうことにします。ここで無理をしても、致し方なしです。
 山本くんは、さしたる怪我もなく…ということで日を改めて「選手稽古」再開です。
幸いな結果だったからこそ、自身で考え、そして稽古に活かしてもらいたい。
より高見を目指すならば、そこで得たモノを大事に実践していかなければならないとは、本人も、重々承知の様子でした。
そして、遠方からはKさんも、稽古に参加された。学業にそして就職に多忙な中…。

皆が頑張ってくれているのに、私が吐息を漏らしている場合ではありますまい。
道場とは、そのように交互に刺激し合う場でもあります。
時として、私も弟子のその姿に教えられることも多くあるものです。
…どんなことでも、すべて含めて「稽古」そして「修行」です。
by katsumi-okuda | 2009-10-16 01:42 | 稽古日誌