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武道カラテ稽古日記

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第五回全福島空手道選手権大会…その一

第五回全福島空手道選手権大会…その一_a0026020_23571933.jpg20日福島で開催されました第五回全福島空手道選手権大会に出場させて頂きました。
結果は、ケント指導員の準優勝とベスト8にY本くん。
少年部では、ユー大とアキラが初戦突破。岩井支部の高野さんが二回戦進出、残りの皆さんは、本当に善戦しましたが初戦を飾れませんでした。今回も、出場者数は多く選手の質も高く、選手もそして私たち指導する側も、いろいろと考えさせられる本当に良い大会でした。

 いつものことですが、毎回凛とした大会を主催されている福島の門馬師範、そしてその道場生と関係者の皆様、本当に有り難う御座いました。そして、本当にご苦労様でした。この誌面を借りて篤く御礼申し上げます。これからも真の盟友でもある門馬師範とその道場生の皆さんに恥じる事無く、明日から又選手共々、稽古に励み、また共に稽古そして試合をする日を楽しみにしたく思っております。

 いつものことですが、やはり勝負は「水物」ですし、毎度いつも新たに考えさせられる事が、多くあるモノです。
今までの稽古量とやり方は、どうか、そして、何が足りなかったのか。選手一人一人、多くの課題をもらったような気がします。例え、勝っても、そして負けたとしても、試合から得るものは、少なくありません。それを自身にいかに振り返る事が、出来るか否か。

 負ければ、腐る気持ちや悔恨の情に駆られるのも解ります。
私は、それで良いとも思っています。何故なら、そこから何を学び、何を悶々と溜めていき、それを純化することが出来れば、それは、次に必ず大きく発露させることが出来るモノだと確信しているからです。それを大きな糧、バネにして選手の皆さんは、次を見据えて欲しいと願うばかりです。

 今年は、門馬師範からのお誘いで福島に先乗り致しました。
そこで静岡の大石師範とお会いし旧交(といっても、総本部時代、私にとって大石師範は、大先輩で口をきく事も憚られた畏怖するお一人でした)を改めさせて頂きました。師範とお話しさせて頂くと、そこは途端に昔ながらの「空気感」を感ぜずにはいられませんでした。
 そんな私を慮ってか、なにかと親しく気遣いして頂き、大変嬉しくも有り難く思う一時でありました。
 そして、大山道場時代の渡辺先生とも、親しくさせて頂き、さまざまなことを学ばせて頂きました。

 今回は、本当に多くの諸先生方と関係者の皆さんにお会いする事が出来、本当に有意義な一時を過ごさせて頂き、このような機会を設けて頂いた門馬師範には感謝の一言です。
 因に雑誌の編集者の方にも、いろいろ興味深い話しを楽しく聞かせて頂きました。また、機会あればいろいろとお教え願いたいと思った次第です。

 選手たちも、戦いが済めば「皆戦友」です。
会場のそこここで晴れ晴れとした笑顔で談笑している姿を見かけます。
それこそが、試合、大会の一つの意義でもあります。私たちだけではなく、同じ志を持つ「仲間」がいることを確信出来る貴重な時だと実感していることと思いました。

 例え遠く離れていても、稽古に正しく汗する「友」を感じ、そして、それに恥じる事の無い稽古を積んでもらいたいと思います。

 試合、そして試合上とは、彼らが、そのことの大きさを自然に学ぶ場であると改めて感じ入りました。
(帰りは、大渋滞にハマりましたが、車中はミニ祝勝会の様相を呈し怪我をしているにも関わらず鯨酒…でも、最後は全員、案の定曝睡していました…子供たちだけは何故か元気でしたが…)
by katsumi-okuda | 2009-09-21 01:34 | 団体のお知らせ