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武道カラテ稽古日記

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何気なく…始まります

 合宿明け…ということもあるのでしょうか、まだ身体が何気に重くも感じます。まだ明け切らない「戻り梅雨」のせいでしょうか。

 それは兎も角、集まった本日の面子…何を言おうが、これから始まる秋以降の大会に向けて「選手稽古」の始まりです。
 いつ終わるともしれないミット打ち、呆れる程の補強の数々、そしてまた…。
考えてやらせていればいいものを…ほぼ選手達のメニューと同等のものに師範代と共に立ち向かう…それが、矜持と心得て…やれる体力がまだあるだけ「感謝」です。

 といっても、まだ「本番」に向けてスタートラインに立っている状態ですので、現時点での自身の体力の客観的な考察も含めて、今後の稽古内容をそれこそやりながら思考しなければなりません。

 しかし、今時期の稽古は、環境とのせめぎ合いです。
蒸し暑い中での稽古、一歩間違えれば「即熱中症」に近づく…。
それでも、その中でしか得られない精神的な感覚も掴まなければならずです…そこは、致し方無し…痛し痒しですね。

 そうは言っても、やるときは全開です。
「今日はキツかった」とは、全員の感想です。
いつでも、どんな時でも「本番」と同様の感性を持って立ち向かう事です。それを選手全員、よく理解しているようです。
疲弊した表情の中にも確かなその意志が、感じられます。

 やらせておいて何ですが…今日はキツかったです。
でも、確かに自分の「今」がわかりました。
そんな日も、たしかに必要です。
次回は、いや次回も多分、きっとキツいと感じるに相違ない。
…当分は…そんなものと諦めよう。

 因に、本当に世に言う達人や帯に金線が一杯ある人達にやらせてみたいものです…いつも師範代とそんなことを言って笑っています。
というか、いつまでもこんなことをやっている私たちをそんな人達は、どんな目で見るのでしょうか…少し興味がありますね。
by katsumi-okuda | 2009-07-29 00:49 | 稽古日誌