2009年 04月 22日
…またしても…でも「思考」
…この時節、どうしたものか「体調不全」に一回はならないと気が済まないらしい。
案の定、強い「偏頭痛」に数日悩まされる。 どうやら「風邪気味」でもあるらしい。 どんなに大事にしていても、なるものはなる。 致し方無し。数日、鎮痛剤のお世話になり仕事&稽古をこなしていく。 当然ですが、満足な動き、納得のいく稽古は見るべくもない。 ですが、そんな時だからこそ、いろいろと「思考」し、そして資料と格闘するように努めている。 畑違いの書物と格闘し、多くを得ることもある。 違う分野の方々とお会いし、お話しをさせて頂いてもそれは同じ。 毎日が、そして毎時すべてが、自身の「稽古」だと思わなくてはなりません。道場だけが、稽古・鍛錬の場ではありません。 相対する武道の場合、相手があってこその技。 ならば、絶えず相手のことを諸事の事柄を自身の身の上にひき比べて学ばなくてはなりません。 何かとお仕事にお忙しい社会人の皆さん、一息ついた時にとょっと背筋を伸ばしてみて下さい。そして、一つ「深呼吸」…それも、立派に稽古です。正しい姿勢を維持し、歩けば、それも又稽古となります。 私も、そうしています。 年相応とは、こういうことも一こまだと思っています。 若い人達と対等に組手で渡り合えること。 それが、私達のカラテの矜持そして理想です。 そのために稽古の全てが、あります。そして、生活の全てがあると言っても、過言ではありません。恰も、古の「武士」の人達の日常がそうであるように…。 人と相対する組手において私は、いつも言います。 「平生と熱情半々」と…それを鍛えなくては、私達の組手は成り立ちません。道場での稽古以上にふだんの生活の中で「それ」を鍛えていかなくてはなりません。 ただの「力任せ」「体力・体格任せ」の組手や精神論ばかりの組手に陥らない為にも、そして真のカラテの為にも…。
by katsumi-okuda
| 2009-04-22 14:48
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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