2008年 11月 28日
寒さ一入…いかに身体を使うか
此の時節、寒さが一頻り募るときがあります。
皆さん、体調を崩さぬよう心がけましょう。この前、新聞に「うがいの効用」が載っていました。水道水(適度な塩素が、殺菌効果が認められるそうです)で10秒以上のうがいは、風邪の予防に効果が、認められるそうですから、昔からの「手洗い・うがい」は子供達だけではなく、私達もやらなくてはなりませんね。ちなみに外国の人達は、その習慣が無いそうなのですが…お国柄ということなのでしょうか、それとも抵抗力の差なのでしょうか…。 ここのところ、やはり道場生も風邪をひいている人達が目立ちます。そのせいでもないですが、稽古の内容も一工夫必要となります。 稽古指導は、一律ではありません。 そこに集まった人達の顔ぶれや一人一人の様子に十分な注意を払いながら指導は、行われなければなりません。 単に「いつも通り」の稽古では、得るものも効果も少なくなってしまいます。指導に際し、指導する者は、絶えず創意工夫が必須となります。 何をもって「効果」があるか。ためになると感じてくれるか。そのために必要な稽古とは、何か…たえず「勉強」です。指導する者こそ、そうでなければ、自身の向上もありません。稽古の為の稽古に終わる事無く、次に繋がる稽古を展開しなくては何の為の指導者か…。 ちなみにY君は、先週の土曜日、大学生主体の「試合」に参加し、準優勝してきたそうです。しかし、優勝出来なかった理由がふるってます。「後ろ回しを出そうとして回転したら肘が、相手の顔に当たり反則負けに…」何と申しましょうか…でも主催された師範から「君が、一番強かった」とお褒めの言葉を頂いたそうです。 それは何より!!それこそ、ふだんの真摯な稽古姿勢の賜物です。この調子で一つ一つ積み上げていって頂きたい。 試合であれ、自身の体力等の心身向上であれ、結果が出ない稽古は、ないと思っています。 稽古を通し、本来の自分の身体の使い方を稽古をする皆さんに知ってもらいたいと念願しています。 また、それを体現出来る稽古こそが、私達の「稽古理念」です。ただ「やっている」だけでは、どこの道場も変わりありません。私達は、私たち一流独自の指導理念と方法をもって、今後も創造工夫を施し深化、展開していきたいと思っています。 新しい「携帯」に変えました。近頃の「写メ」は、本当に鮮明で驚いてしまいますね。
by katsumi-okuda
| 2008-11-28 01:00
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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