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武道カラテ稽古日記

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次の世代を…

 今日を境にどうやら本格的なそして短い秋です。
少しの間、本当に稽古に臨み易い時節だと毎年思います。

…暫く、色々と思考しておりました。
何かとやらなくてはならないことが、あるのですが、それを実行に移すまで、それこそ頭の中はフル回転しなくてはなりません。…ただ、今イチ体調が芳しくなかったのはご愛嬌です。

この前、久しぶり若手の上級者が、揃いました。
試合後、まだ身体の怪我も癒えていない者も含め…そんな中、その全員に「指導」に廻ってもらいました。

やはり、当然と言うか…人それぞれに指導のやり方、癖が見て取れます。それはそれで大変興味深いものでした。
確かにケント指導員を除いてまだ慣れていないのは、仕方ないのですが、自身のカラテを探求する意味でも、機会を多く指導してもらいたいと思います。

しかし、指導にあたる若手の上級者たちの多くは、子供の頃からの道場生です。高校生のRクンは、三歳児の頃から道場にいますから、16歳でカラテ歴13年にもなります。
よくよく考えてみると全員本当に自分の子供(若しくは孫!?)のような付き合いにもなります…感慨深いものですね。

 私の教え方が、全てではありません。
各自が、いろいろに体験した事を元に、そして自身が実戦を通して得た智慧を次に伝えてもらいたいと強く願っています。どんな物事でも、これでいいということは、ありません。人に伝える事で又新たに知ることも、多々あるものです。言葉にすることの難しさ、人にモノを伝える事の大切さをまずは、知ってもらいたいと思います。

 又、そうすることで自身も共に深化することが出来る。
指導するとは、一重に自身を省みる「時」でもあることを特に次の世代の皆に知ってもらいたいと思う…。

…きっと私よりも、ずっと上手く教えられる才能を若い皆はもっているはず…無論、壮年の上級者の皆さんも同位です。
そろそろ私も、教える側から一つ違う立ち位置に…とも思うのですが…。
by katsumi-okuda | 2008-09-27 02:05 | 稽古日誌