2008年 03月 20日
あらためて…子供のカラテとは。
少しずつですが、稽古後の「鍛錬」が始まりました。
通常の稽古後、ジャンピングスクワット100回+ジャンプ系30×5、脚蹴り&腹・胸叩き(お互いの脚や腹等を回数分ずつ叩き合います)、拳立て100回等…これは、昨日の一例です。 よりによって師範代とケントと…ですから、脚蹴りや腹叩きは、お互い相当効きます(笑ってしまう程痛い…) これをこなし、その日の身体の状況も観る事が出来ますし、出来る間は「ガチ」が、まだ出来るという自信になります(?) ただ…これが始まると、一体いつの打撲だか筋肉痛だか、分からなくなるのが少し悩ましいです。 この季節になると多くの「子供達」が、私達の「仲間」になります。近年、幼年(三歳〜五歳)の子供達も少なくありません。大体、私の話しが分かれば入門は認めますが(^^)…。 道場という場所は、確かにカラテを通じて多くの事を学ぶ所です。特に子供達にとっては「小さな社会」となります。「先輩たち」の形振りを観ながら、少しずつ「真似」をして、いろいろなことを学びます。礼節、常識、気配り、意識の切り替え等(やるときはやる)、我慢する心、協調性等…覚えなくてはならない事は沢山あります。 そして、それを自然に学べる所が、道場だと考えています。無論、私達大人にとっても、同様ですが、子供達にとっては技を覚える以上に大事なことです。 厳しい事や辛い事、そして痛みを身体を通して体験していく事は、人として大切な事。 子供達とは「晒のまま」なのです。何も知らないのです。 ですから、沢山の経験を通し、いろいろなことを吸収しなくてはなりません。そのため私から叱られる事も間々ある事でしょう。でも、それを通して本当に元気で正しい子供になってもらいたいものです。 やるときは、子供でも、どんなに幼くても、しっかりと真剣にやること。 そして、遊ぶ時は私も一緒に大騒ぎ!!それが、基本。 子供達と共に学ぶ、成長するとよく言いますが、本当にそう思うこの時節でもあります。 さて、どんなことをしていろいろなことを伝えていこうか暫し頭を使う時期でもあります。 PS : 明日は、クラブでの特別クラスです。 カラテの「基本」というより「武芸の基本」を中心に多くの人に知って頂けたらと考え指導に当たらせて頂きます。 年配の方でも体力に自信のない方でも、効果を実感出来る動きを…健康になる為のカラテ・武芸でなくてはなりません。 健康でなくなる動きで強くなっても、意味がありません。
by katsumi-okuda
| 2008-03-20 00:45
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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