2007年 07月 19日
気が付けば…
言われてみれば、私の趣味、そして「気晴らし」とは…。
カラテそのものは、今となっては趣味とは言えないが、暇さえ有ればその関係書物を読み漁ってはおります。だから、趣味と言えなくもないですが…。 ともかく興味の趣くまま、さまざまな「モノ」に眼を向けています。 元来、飽きっぽく移り気な性質も関係していると思います。 ですが、それもある意味「浄化作業」のようなものと今では好意的に捉えるようにしています。 一つのことに考えが捕われ迷い込んでいる時、まったく違うことに没頭出来る時と場所をもつこと。大切なことだと思っています。 ほんの少しでも自分の本業から離れ、新たな好奇心を持つことは、ひいては本業に必ずよい結果をもたらすものだと思っています。少なくとも私は、そうするように意識しています。 何せ考えが、煮詰まってしまってはロクなことを考えませんから… 型や組手にしても、そうです。 やり込んでいく過程で必ず「谷=スランプ」は多かれ少なかれ出てくるモノです。 そんな時、すこし視点を変え、また完全にそれから離れることをよくやります。それも永く正しくやっていくコツだと思っています。 力を抜いて「形」のみを追いかけてやるとき、逆に力一杯追い込むとき…それによって分かるさまざまなことを理解する。 稽古とは、そうしたものもあるものだと思っています。 やれるときは、それこそ身体が動かなくなるまでやりますが…。 ときに合宿や合同稽古・強化稽古等も、実はそうした意味合いもあると理解しています。 特に一般の人たちにとっては、日常を離れひと時「カラテ三昧」の時を得ることで多くの気分転換を味わってもらいたいと思っていますので…ですから、合宿で野暮なキツい稽古はしないことにしているのです(但し、目的に応じてはその限りではないことは周知の事実ですが…)ともかく、そんな時は、いろいろに楽しみを見つけて「ひと時」を過ごして下さい。 …さて、私は「準備」に追われる日々になつてしまいました(^^)
by katsumi-okuda
| 2007-07-19 02:05
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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