2006年 12月 21日
鍛錬…その弐
よく人に聞かれるのことの一つとして
「どんな稽古・鍛錬をやっているのですか」 「どのくらいの量そして時間をかけているのですか」 あまり細かい事を述べる、まして自分自身のことを言う事は…苦手なのですが、皆さんの何かの足しになればとも思い、少し書かせてもらいます。 基本的には「独り稽古」で行います。 時間があれば近くの公園(大きな森の中にあります)まで、早朝15分程度かけてジョグ(シャドウをやりながら歩く程度…基本的に走るのは苦手)、到着後、適当な頃合いを見計らい「立ち稽古」つまり 「立禅」を15〜30分程度…と言っても、あくまで若い頃学んだ中国拳法の立ち方を自分流にアレンジしたものであり、その時の自分が、最も「楽な」「適切な」立ち方を心がけ、出来るだけ「自然」に立ち続けます…気の向くまま。 効果としては、「上下のバランス」だと実感しています。 年をとると「上半身」ばかり強くなりがちです。スピードにしてもスタミナにしても、若い人たちには敵わなくなります。それだけに全身の「協調性」が大切だと実感しています。 そこでたどり着いたのが、自身との「内観」です。 そのための一つが「立禅」であり、「独り稽古」なのです。 「独り稽古」は、皆との稽古後または時間がある時の昼間等です。 やることは、あまり普段と変わりはありません。 基本…正拳突き1000〜2000回程度若しくは30分程度 前蹴り1000〜2000回程度 (気が向くと二時間程度蹴り続けます) 型…その時期のテーマに合わせ1つか2つ、約1時間 補強…拳立て100前後×10セット ジャンピングスクワット100回 これらをその日のテーマや体調に合わせて組み合わせて出来る限り、毎日行うことにしています。 確かにやりたくない時…人の子ですから、そりゃあります。 ですが、それが今の自分を造り上げている事も事実ですし、その時々の自分を知る大切な時間と思っております。 …それに不思議な感覚(トランス状態!?)を体感するのも結構好きですし…但し、その次の日の朝は毎回「死んでます」けど…。
by katsumi-okuda
| 2006-12-21 00:14
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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