2006年 10月 27日
そして「手」の使い方
どの型をいつから稽古し出すか…長く考えていたことの一つです。
例えば、身体の使い方を順に覚えていくのに適している型と長い時間をかけて練り上げなければならない型が、あります。 先人の稽古体系を基本とし、今の人たちにとって有効な型をやってもらいたいと考えています。 ですが、無理に難しい型(例えば試合の為とか)をやる必要は、身体が出来ていないうちは無駄だとも考えています。その兼ね合いは難しいものがありますが、私たちの基本は「実戦」ですから、実戦に即した身体が出来なくては、型も形だけのものに終わってしまうことになりかねません。 …しかし、試合前にせっかく作った「あの体力」はどこへ行ったのでしょう…選手全員同意見。 少しずつ、作り直しです。何もサボっていたわけではないのですが、やはり「集中力」の違いでしょうか… というわけで「懸垂」再会ですが、私は「リハビリ」と化しています。 そして、思いますが「手」…。 「手の技に老いはない。磨けば磨く程上手となる。」 昔、多くの先人が残した言葉ですが、この年になって実感しております。そのための身体の使い方…いろいろ試しております。 …そのために身体が…何か「バラバラ」になっています。 目下、再構築中というか進化中…これも、いずれまた書きたいと思います。
by katsumi-okuda
| 2006-10-27 00:05
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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