2006年 10月 26日
足の運び…上級者稽古
火曜…台風並、そして冷たく激しい風雨の中、稽古に集まったのは師範代始め、上級者のみ…。
よって「上級者稽古」、「回転三昧」に終始しました。 流石に一時間近くの「回転」、しばらくぶりでしたので少々「眼が回り」かけてしまいました。それでも、やっていくうちに又新たな「発見」があるのですから、面白いものです。 そう言えば、ふとこの前気がついたのですが、私の歩き方は少々普通の人と違うようなのです。 意識して稽古しているからなのでしょうか、歩く時あまり「つま先」を開かない…つまり「前屈移動」のような歩き方になっている。 だからなのでしょうか、周りから観ると「異形」に感じられ「避けられて」しまうのは…。 普通に歩くときは意識しているわけではないのですが、習い性なのでしょうか、はたまた稽古の賜物なのでしょうか。 嬉してやら哀しいやら…。 ともかく、自分にとって自然で且つ効果的な「歩き方」「足の運び方」を真に身に付け、意識せずとも実戦で活かせることを目標としております。 足腰の使い方があってこその「攻防」です。 自分で「感じる」時…スムーズで滞りのない操作が出来ている時、実戦での攻防、特に相手の攻撃の出だしが手に取るようにわかるものです。そのためには、やはり「心の平生」は必要であり、身体とのバランスも重要となってきます。 そんなときは(事前にはみなさんに言いません…すみませんね) 皆さん、諦めて下さい。攻撃の殆どは当たらないことになっています。ですが、みなさんも、この考えた稽古をされていいけば、遠からず、その感覚は掴めるものだと思っております。 ちなみに、やはり私に一番近い感覚を持って実戦に立っているのは師範代です。攻撃の起点が最も読み難く崩し難い…流石です。 ですが、当分負けるわけにはいきません…頑張らねば…。 PS:どうにか、ここ数年掛かりで、とりかかっている「型の編纂」が、とりあえず収まりそうです。調べた「型」だけで三百余り…その中で稽古するみなさんにとって有意義且つ効果的な「武術」としての伝統型と身体操作に有効な「型」をと考え(苦慮)編纂してみましたので、とりあえず「合宿」前後に発表します。お楽しみに!! いずれDVD化したいとも考えておりますので…。
by katsumi-okuda
| 2006-10-26 01:17
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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