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武道カラテ稽古日記

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やらせてみないと…

やらせてみないと…
 少し肌寒い日和が、続いておりますが、そのせいなのか、いつもの年より木々の花持ちが、良さげで…
来週末までが、見頃なのかもと思っていたりします。

さて、四月になると入学式や新学年。
新しい日々が、始まります。
緊張と期待が、あることでしょうね^ - ^
兎も角、元気で楽しい日々を過ごしてもらいたいです

前の錬成会でも感じたことですが…
やらせてみないと本当にわからないということ。
そして、そこから大きく変わることがあるということ

どんな競技でも、初めから選手向けの人達は、一定数いるものです。
ですが、やらせてみると選手以上の「心持ち」を発露する人達がいるのもまた事実。

特にまだ経験の浅い子供達の場合、こちらから鼻を向けてやらないと発揮できない。
それも何度目かで開花する場合も、往々にしてあるものです。

人の可能性、特に子供達の可能性は、大きいものがあります。それが一体何なのか?その子にとって勉強なのかスポーツなのか、はたまた別の興味ごとなのか…

だから、子供達時分に様々な経験を積んでもらいたいものだと願うばかりですね。

団体戦では中々感じることのない「個人」としての強さの発露。一人試合上に立ち、緊張感を感じながら「立ち向かう」ことの素晴らしさ。
そして、そこから得られる貴重な体験。

人は皆、決断する時、一人となる。
ふだんの学校での勉強もスポーツも、そして数多ある試験も、その後社会に出てからも一人で立ち向かわねばならないことが当然のようにある。

その時々、ブレる事のない自分を育む事。
それが、幼少、少年期の体験に他ならない。
無論それだけではないにしろ、この貴重な体験をするに越したことはないと言えよう。

型にせよ組手にせよ、限られた時間の中、いつもの自分を見失うことなく、全てを出せるよう努めること。
その為にふだんの稽古というものがある。

積み重ねた「自信」は、揺るがない。
たとえ勝負に負けたとしても、何故負けたのか、これだけやって何故負けたか考えることが出来る。
やっていなければ後悔よりも諦めが、先に立つ。

少なくとも、そんな後ろ向きな考え方にだけは、なってほしくない。

これから新しい日々の中で色々なことに出会う。
その一つ一つに学び、そして前へと歩を進めてもらいたい。
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by katsumi-okuda | 2023-03-30 15:01