2021年 10月 11日
帯が変わると
帯が変わると
審査後、真新しく硬い帯を締めてあげる…無論、小さな道場生に限りますが^ - ^ 気恥ずかしくも、どこか誇らしげで何より^ - ^ その気持ちを忘れずにいてほしいものです。 色帯までは、指導者側の判断により受審を決めていますので、いつも稽古中、話していることですが、指導している私の場合、普段の稽古が審査!なのです。 ですから、審査会などは、ご両親や関係者への「お披露目」的な意味合いの方が、強かったりもします。 勿論、規定内容が、出来ることはそうなのですが、少年部の場合、帯が、変わり次のことが、出来るやれるだけの心身が出来上がっていることを重視します。 ただ、やはり高学年や選手、指導員補佐クラス、及び上級者審査(茶帯、黒帯)の場合は、その帯に相応しく、また技量、体力等に秀でてなければなりません。 また、その帯に相応しい「自覚」も、求められます。 特に黒帯初段の審査は、指導員過半数以上の承認と担当の先生方の推挙及び本人の受審意志があること。 ただ、上になればなるほど、俗にいうプレッシャーはあるものです。 その帯に相応しいかどうか? 今までの先輩達と並ぶことになる自覚が、あるか… ですから特に黒帯になった皆さんは、それに押しつぶされないよう、それまで以上に稽古鍛錬に励まねばならなくなりますし、より高見を目指さねばならないのです。 このようにStep upすることは、実生活ではあまりないことであり、その中で個人としての成長を見ることが、出来る稀な機会ともいえます。 ですので、子供達には、長い期間となりますが、少なくとも色帯最高位の茶帯までは、何とか継続してもらいたいと願うばかりです。 そこまでいって、どうにか「形」になるのが武道の世界なのです。折角、始めたことですから、そこまで色々な壁が、あることでしょうが、どうか乗り越えさせてあげて頂きたいと思うばかりです。 …嬉しそうに新しい帯を眺めている子供達を見ていると本当にそう思われてなりません。
by katsumi-okuda
| 2021-10-11 11:44
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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