2018年 11月 13日
何故に「基本」が「型」が大事と言われるか
何故に「基本」が「型」が大事と言われるか
九九も満足に出来ないのに高等数学は、出来るはずもない。もし、万が一出来るのであれば、それは例外若しくは天才と称しても良い。 同じことは、どの世界でもある。 私たちは、カラテをやっている。 ならば「カラテ」で心身を整え使えるようになった方が理にかなっている。 確かに合理的なトレーニングや筋トレは必須な場合もあるが、一見無駄に思える旧い稽古であっても、結果「身体を使う」こと「カラテ、競技として使う」のであれば、遠回りのように見えても、それが王道となる。 これは私達の世界だけの話ではなかろう。 基礎科学がなければ偉大な成果が、生まれない科学の世界など多岐にその事例に見られる。 単に審査や演武のためだけに「型」や「基本」があるのでは決してないことを私たち年長者は、正しく伝えていかなければならない。 そして、では、どうやってそれを使いこなすか? それを熟考し実践してこその「稽古」である。 何事もまずは「正しく考え、何度も繰り返し研鑽すること」 特に基本基礎となることは、無意識のうちに出来るくらいになることを、先ずは考えて欲しいと願う。
by katsumi-okuda
| 2018-11-13 20:46
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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