2012年 10月 26日
何を目指して
今週末、第二回東京大会が行われます。
大会に参加される選手の皆さん、そしてご父兄や関係者の皆様、何かと大変でしょうが頑張って参りましょう。来年に私共も「大会」を控えておりますので、とても人ごととは思えませんし「委員会」の仲間である鈴木先生主催ですので、こちらも何かとチカラが入ります。 そして、前日には長谷川師範を囲み今後の体制について会合をもつこととなっています(というより、いつものように楽しい飲み会だと存じます) いつも言いますが、大会会場は独特な雰囲気があります。 そして、まだ慣れてない子供達や選手の皆さんは、さぞ緊張そして不安になることだと思います。 当然と言えば当然ですね。 勿論、試合をしに来ているのですから、ここは「勝とう」という「強い気持ち」を忘れずに立ち向かい、一つでも自分の目標を超えられるよう努めて欲しいのもです。 「勝っても強くなるが、負けても強くなれる」 とは、試合を体験した者にしか得られない特権なのです。 そのことを心に据え、今までやってきた自分を信じ、それこそ「自信」もって試合に臨んでもらいたいと願っています。 試合に出る意味の一つは、そこにあることを忘れないで欲しいといつも思っています。 「どうせ負けるから出ない。痛いし恐いから…」 そうですね。当然の感じ方だし考え方だと思います。 でも、それでも、それ以上に貴い経験であることは事実なのです。 試合を通し、本当の「勇気」を知ります。 どんな物事でも、試合そして組手ほど、恐いはずがないですね。 その試合を経験した人たちは、どんなことでも泰然自若とした平生で何事にも対処出来る心根を養うことが、出来るモノだと私は確信しています。 折角、このカラテを志したのですから 一度は経験出来るのなら、やってみるだけの価値は大いにあると私は断言します。 (当然、痛いし辛いし苦しいしの三重苦が待っているのも事実(^^ )…でも、それが終わったあとの開放感や満足感、そして悔しさは、きっと出られた皆さんの大きな糧となっています) 「ねぇ…お父さんはさぁ…一体何を目指してるの!?」 と時に不思議そうな眼差しで娘に問われる事が、あります。 「う〜む…何でしょうねぇ…。そう聞かれるのが、一番応え辛い。」 「でも、折角やり始めたことだし、何かこの先が観てみたい、またどうなっていくか知りたい…かな」 「別に「人外」とか「超人」とかじゃないんだ」 「なんだそれ!?失敬な!一応「人」ですけど…何か」 中三で受験生の娘とは、意外と仲がいい。 共通の趣味嗜好のせいか、私の勘違いか…ともかく、忌憚なく意見を言ってくれるヤツでもあります。あ…奥さんも何気に何も言わないというか、呆れてますけど一応肯定してくれてます。 そういう意味では、周囲に恵まれております。 確かに一般的な「お父さん」像とは、かけ離れているようですが…。 ここまでくると「壮健第一」だとは自戒しているつもりですが、それでもやはり、あと少しを観てみたいと切望している自分が、おります。 やれる限りやりつくす。 この心身を使い切ることが、今の目標かもしれまぜんね。 そして、どこまで今の体型や体力が維持出来るか。 少しそんなことを考えていると沸き立つモノもありますね。
by katsumi-okuda
| 2012-10-26 01:41
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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