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武道カラテ稽古日記

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没頭…つまりは集中力

「お前は、ふだんやってないのに何でこんだけ出来るんだ!?」
「ちゃんとやれば、もっと出来るのに…」

これは私が、中高校時代、先生によく言われた言葉です。
両親は…いつも笑ってました。私の性格を知っていたみたいですから…。

ちなみに、全然やってないわけではないのです。
やるときは、それこそ周りが見えなくなるくらい集中しています。
俗にいう「一夜漬け」の得意な性質とでも、いいましょうか…。
ともかく、その是非はおいといて…やってはいたのです(^^)


なんでも、そうでしょうが、やらなければならない事は、興味があろうがなかろうが関係ない。
やるだけです。覚えなければならないのなら覚えてしまいます。
そのためには、どこまで効率よく覚え応用を利かせるか。
そのため単体では、覚えず、必ず設問の形ごと暗記し、そこから発展させていく形をとっていました。
そして、それは随分と大人になってからも続きました。

頭で覚え、身体に覚え込ませる。
そこに自分の感情は、微塵も入りこませない。

ただし、本当に自分が、その時必要としたもののみなのです。
何事も、そして年を重ねるほど「屁理屈」が、多くなるものです。
そして、それが自分の進化の邪魔をするものなのです。


どんなことでも、覚えよう、やろうとすることに屁理屈や下手な考えは無用。
子供たちと同じように真摯に真っ直ぐに覚える、やるだけですね。
やらなければならないこと、やれと言われた事は、必ず完遂することです。
もし、強くなる上手くなるコツがあるとすれば、それはこれだと思っています。


人が五十回やったら百回やるだけ。
百やったら、追いつけないほど回数を必ずこなす。


人が、立ち止まったら、苦しくとも自分は一歩先に行く。
ただそれだけです。
人より四倍やれば、大抵少しは先が見えるというものです。
ただ、それが、なかなか出来ないからこそ難儀なんですけど…。

でも、それをやってる時間なんてたかが知れてます。
ほんの少しの辛抱です。
少しの辛抱が出来れば、もう少し長く辛い我慢も、出来るもの
です。
少しの時間を自分の為に割き、稽古に没頭しましょう。
そうすることが、必ず自分自身に大きな力を与えてくれる事を知りましょう。

by katsumi-okuda | 2012-06-02 01:03 | 稽古日誌