2012年 06月 02日
没頭…つまりは集中力
「お前は、ふだんやってないのに何でこんだけ出来るんだ!?」
「ちゃんとやれば、もっと出来るのに…」 これは私が、中高校時代、先生によく言われた言葉です。 両親は…いつも笑ってました。私の性格を知っていたみたいですから…。 ちなみに、全然やってないわけではないのです。 やるときは、それこそ周りが見えなくなるくらい集中しています。 俗にいう「一夜漬け」の得意な性質とでも、いいましょうか…。 ともかく、その是非はおいといて…やってはいたのです(^^) なんでも、そうでしょうが、やらなければならない事は、興味があろうがなかろうが関係ない。 やるだけです。覚えなければならないのなら覚えてしまいます。 そのためには、どこまで効率よく覚え応用を利かせるか。 そのため単体では、覚えず、必ず設問の形ごと暗記し、そこから発展させていく形をとっていました。 そして、それは随分と大人になってからも続きました。 頭で覚え、身体に覚え込ませる。 そこに自分の感情は、微塵も入りこませない。 ただし、本当に自分が、その時必要としたもののみなのです。 何事も、そして年を重ねるほど「屁理屈」が、多くなるものです。 そして、それが自分の進化の邪魔をするものなのです。 どんなことでも、覚えよう、やろうとすることに屁理屈や下手な考えは無用。 子供たちと同じように真摯に真っ直ぐに覚える、やるだけですね。 やらなければならないこと、やれと言われた事は、必ず完遂することです。 もし、強くなる上手くなるコツがあるとすれば、それはこれだと思っています。 人が五十回やったら百回やるだけ。 百やったら、追いつけないほど回数を必ずこなす。 人が、立ち止まったら、苦しくとも自分は一歩先に行く。 ただそれだけです。 人より四倍やれば、大抵少しは先が見えるというものです。 ただ、それが、なかなか出来ないからこそ難儀なんですけど…。 でも、それをやってる時間なんてたかが知れてます。 ほんの少しの辛抱です。 少しの辛抱が出来れば、もう少し長く辛い我慢も、出来るものです。 少しの時間を自分の為に割き、稽古に没頭しましょう。 そうすることが、必ず自分自身に大きな力を与えてくれる事を知りましょう。
by katsumi-okuda
| 2012-06-02 01:03
| 稽古日誌
|
プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
以前の記事
2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 more... フォロー中のブログ
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|