2011年 08月 23日
何事も不要なものは、ない
不意に、本当に不意に「あれを読んでみたい」と思う事があります。
仕事柄、さまざまな書籍にあたるのですが、口直しではないですが、頭の回転や考え方をリセットするために全く専門外の分野に眼を止めたりします。 専門は、歴史学そして文学(主に国文学)です。 しかし、全く逆の理数系にはまることも、あります。 多分、学生の時、ちゃんとやってなかった反動でしょうね。 この歳になると勉強ではなく学習そして学問になります。テストがありませんものね(^o^) ただ、専門外のことであれ何であれ、学ぶ事は大切だと感じています。 いつも稽古でいうように「この頭一つで動くのだから、いろんなことをやること。そして、どんなことでも懸命にやること。それが、すべてに繋がるということを忘れない。」 人に諭す以上、自分が何より実践せねばなりません。 ということで、今は数学や物理そして天文(宇宙)にハマっています。 と言っても、ほんの初歩であったり、面白そうな書籍であつたり…です。 でも、そんな中からちょっとしたヒントや想像力をかき立てられたりしています。 あまり、いつも凝り固まった思考では、行き詰まるものです。 どんなに立派な身体を鍛え上げようと結局それを動かすのは「頭」であり「意識」なのです。 究極、どんなことにも負けぬものとは、その「頭」から生み出される「意」であり「心」なのだと思っております。ですから、特に若い人たちには、機会ある限り「学問」をして頂きたいと思っています。 「なんで関係ない勉強なんかするの!?」という子供達の素朴な疑問。 それに答えられる一つの答えが、それではないかと思っています。 どんなものを食べても身体の栄養にしていく。 例え、それが少々の毒であっても自身の身に取り込んでしまうことが、出来なければならないはずです。と同時に何の関係もない知識であっても、自分というモノを造り上げる一つとして取り組まなければならないと思っています。 理数系の先生達は、よく文学や歴史から学ぶと良います。 また、文系の先生達は、理数の体系からモノを考えることを学ぶと言います。 勉強を過ぎた私たちは、よく学問をすることでよりよい姿勢を学びたいと思っています。 特に不安なことが多い近年、正しい知識はこれからの身の施し方の一つの指針でもあります。 不必要な風評や流言飛語に惑わされる事無く、これから何をどうしていかなければならないかを考えるのは、他でもありません自分自身なのだと思っています。 まだまだ、愚にもつかない風評に傷付き苦悩されている人たちがたくさんいます。 ただの風評に惑わされ、自身を見失っている人たちも少なくありません。 それだけに人に少なからず影響を与える私たち大人は、正しい知識と情報を保つべきだと思っています。そして、それこそが自身と身の回りの者達を守る大切な手立てとなるのですから…。 …ん〜っ…でも、流石に宇宙やら物理学の世界は…頭や想像力が、ついていきません。 まだまだ学習しなければなりませんね。 でも、専門外だからこそ、大層面白くも感じています(^^)
by katsumi-okuda
| 2011-08-23 01:03
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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