2011年 06月 22日
どうしても言わなければ…
どうやら私の住むこの東葛地域も、放射線量が高いらしい。
「ホット スポット」ということらしい。 そのせいか、近所に各TVのレポーターが、うろうろしている。 それだけで「不安」が、蔓延しそうである。 確かに小さな子供たちのいるご家庭は、心配であろう。 しかし、私には「この騒動」が、震災直後の「物資が無くなる」と群集心理にも似た動きに酷似しているように思えてならない。 あまりにも神経質に過ぎるのではないか。 今なお、原発の収束の目処もつかぬ福島の人たちのことを思うと何やら恥ずかしくてならない。 私は、今出ているマスコミや政府のデータを信用していない。 何故なら、言っていることが「バラバラ」だからだ。 ある学者は、大の大人が涙してこの値では危ないと言い、ある者は大丈夫だろうと言う。 一体何故、そのようなことが、起きているのか。 原因は一つであろう。 確証に値するデータが、瑣末そして少なすぎるからにほかならないからである。 とある大学の教授(本人の希望により名は伏せる)に聞いた所、そのような答えが返ってきた。 つまり、現実にそうなるであろうと言う確証は、煙草を吸って癌になる確証よりも低いそうだ。 国民が不安だからという応えは、当たっていない。 もし、そう言うのなら外国の機関なり公正な所で圧倒的なデータを収集・分析してからにして欲しい。 私が子供時代、60年代、各国こぞって「原水爆実験」を太平洋上で幾度となく行っていた。 その結果、今の放射線量の何万・何十万倍という量の放射性物質が、私たちの頭から降ってきた、そして、体内に入り込んだと言われる。 だが、しかし、私たちの年代以上は健康である。 加えてこの日本は長寿国である。 その現実をどうとらえているのか。 また、原爆を落とされた広島や長崎が、今でも枯れ地なのか? そこに住む人たち全員某かの病気を持っているのか? そのどちらも、NOである。 つまり、何がどれだけ人体に影響するのか、これといったデータも解析もなされていない。 いや、されていたとしても今回の事象に合わないのではないだろうか。 そして、そのことに一言も触れず、煽り立てるマスコミや踊らされる市民… いい加減に地に足をつけ、何をすべきか、何をしなければならないか思慮して欲しい。 確かに「危ない」ものであろうし、不安でもあろう。 しかしだからと言って、空騒ぎは、馬鹿騒ぎにしかならないことを知って欲しい。 そんなに危険に感ずるのなら個人として退避する選択をすれば良い。 そうでなければ、自身を信ずることに重きを私はおきたい。 人としての生命力、回復力、人の強さを私は信じたい。 一介の事象に客観性もない憶測だけで書き連ねているマスコミに迎合すべきではない。 「この値を浴び続ければ、将来癌になる確率が上がる」という輩。 素っ裸で一時間以上地べたで寝ていたらの話しである。 それを知らせずに煽る…いい加減にしてもらいたい。 「子供が砂場で遊ぶから…」 確かに危険そうだが、では子供は、その砂を大量に食べるのかと聞きたい。 そうでもしない限り、内部被曝はおきないと聞いたが…。 これらが、いらぬ風評被害を生む元になる。 そして、それに苦しみ悲しんでいる多くの東北や各地の人たちのことを思うと この騒ぎに腹を立てずにいられない。 皆、もっと冷静にそして端然とあれといいたい。
by katsumi-okuda
| 2011-06-22 00:52
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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