武道カラテ稽古日記

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久しぶりの水戸稽古指導

 震災から数週間がたちました。
高速も、速やかな補修が行われたようで修復されつつあります。
しかし、よく見ると高速道は左右に歪んでいるように見えます。
そして、水戸市内に入ると民家の瓦屋根の多くにブルーシートが、かけられています。
国道に架かる橋の前後は、大きく段差になっていました。
聞くところによると水戸インター以降や大洗港の周辺は、まだ被害の後が…。
それでも、人々は何事も無かったかのように忙しそうに、いつもの日常を過ごしているかのように、頼もしく、そして、逞しく見えました。

 立派とはお世辞にも言えない水戸の道場(よく言えば古の道場風であります)、震災の折り、どうなったかと心配していたのですが、取りあえず何事もなかったかのように佇んでいてくれました。
震災翌日、道場内はI前さんが、整理してくれたとのことで有り難い事です。
 
 中に入ってみると師範代に聞いていたのですが、元々地盤に問題を抱えていた基礎が、そこここ歪んでおりました。まるで、下にアチコチバネ仕掛けでもあるかのよう…子供たちは、飛び跳ねていて楽しそうでしたが、近いうちに治さねばならないかと…本部の看板も割れ落ちてしまいましたし…。
それでも、皆元気ですからOKですね。

夕方から師範代と共に少年部の稽古です。
去年の12月に入門した三人姉弟といつも頑張っているY田三兄弟…皆、本当に元気で可愛いですね。
特に三兄弟のそれぞれ下の子たちに向ける気の使い方や稽古に臨む姿勢の良さは、それこそご父兄の姿そのものだと思いました。そんな子供たちとの稽古は、やはり楽しいですね。
また、近いうちに行きますから、それまで又頑張って稽古そして勉強して下さいね。
私も、そんな君たちに負けないよう頑張ります…動けるようにしておかないと恥ずかしいですからね。

そんな感じは、一般の皆さんとの稽古でも、やはり強く感じました。
社会人としてお忙しい中、稽古に参加して頂いた皆さんに遅れを取らぬようこれからも、一層の稽古に励もうと思いました。
壮年部の試合に臨まれるS場さんとS藤さんは、特にこれから何を意識した稽古をしなければならないか
一層の思考が試される時だと思っています。
単に稽古量を増やすだけが稽古ではありません。
特に今回は、特殊な状況下です。それだけに、限りある稽古の中で意識を紡いで頂きたいと思っています。技も体力も、確かに絶対的に必要性はあるものです。
しかし、それにもまして壮年部での試合は、戦略にあると思っています。

一般の選手たちにも、よく言うことですが「ふだんの道場での組手を試合でも体現すること」が大切。
それなくして、私たちの組手はありませんし、永く強い上手いカラテはないものと思って頂きたい。
息上がる稽古の狭間に何を考えるか。
ふだんの日常で何を思い、過ごしていくか。
その全てを試合に現して頂きたいと願っております。

…帰り道、当然深夜でしたから、道の段差と湾曲は、やはり怖く思いました。
by katsumi-okuda | 2011-04-05 01:18 | 稽古日誌