武道カラテ稽古日記

ブログトップ | ログイン

この子たちのためにも

 ラジオで児童心理カウンセラーの方の談話です。
「突発的な災難、事故にあった子供たちのなかで心に傷を負う人たちがいます。」
言葉や態度が、幼児還りしたり、遊びの中でその「災難」を繰り返してみたり…さまざまな事象があるそうです。その場合、無理をせず、落ち着くまで抱擁したり、その災難を乗り越える「ヒーロー」を想像させたりして遊ばせるそうです。

子供たちは、子供たちなりに立派に考えたり行動もします。
しかし、やはり、そのためにも私たち大人が、狼狽えたり、焦ったり不安がったりしては、何にもなりません。言葉は悪いかもしれませんが、それに甘んじ鷹揚に格好だけでも笑顔で元気に接してあげることが大切だと思っています。

 子供は、大人の写し鏡です。
そばにいる大人が、黙々とことに接し淡々とそして端然と事態を受け止める様を見て、それを真似ていくものなのです。被災に遭われた福島の道場生たちは、門馬師範始めそれを囲む大人たちの有り様を見て、それにまさに習っているのです。
師の行い正しければ、それに従う者も同然。
それこそが、今出来る「活きた稽古」の一つだと実感しています。

 私の道場の子供たちも、大会で福島の人たちを多く知っています。
それだけに子供たちなりに考えているようです。
いずれ、早急にその思いを形にし、福島まで届くように努めたいと思っています。

同じ試合場で戦い、負けたからこそ、相手に近づこうと努めていた子供たちです。
その子たちにとって今回のことは、やはり人ごとではないのです。
早くまた、同じ試合場に立ち、共に競い合うことが出来る日を子供たちは、胸に秘めています。
そして、今のその姿に負けぬよう日々を努めていきたいと強く思っています。

ただ、復興の道のりは、確かに長いものとなりましょう。
それだけに、それに向き合っている皆様、決して無理をなさらぬようにして頂きたい。
少しずつ、ゆっくりとでもいい。
確かな道を築いてきた私たちの「極真の道」のように共に確実に歩んで参りましょう。
その時の為にも、私は今以上の精進を重ねて参ります。

今、何をしなければならないか…。
今いるここで何をすべきか…。
その人の今の役目に向き合い、真摯に務めていくのみ…。
by katsumi-okuda | 2011-03-18 01:33