武道カラテ稽古日記

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カテゴリ:格闘技イベント( 14 )

カラテイベント…伝えることの難しさと大切さ

 昨日、土曜日、順延になった地元大型ショッピングモールでの「カラテイベント」をほぼ一日行った。土曜ということもあり、コチラ側「演者」等が、大幅に変更を余儀なくされてしまった。
各県から応援を頂く予定だった師範・諸先生方、そして一般道場生もほとんど来れず…。
それでも、集った高校生たちと唯一「音響」として途中まで参加協力してくれたO指導員とケント指導員と本部女性部の皆さん、本当にご苦労様でした。そして、感謝です!!

 TX柏の葉駅に隣接する「ららぽーと柏の葉」が今回の舞台。
駅からエスカレーターをのぼり入口隣、屋上まで続く吹き抜けの大きなスペースの「ホール」
午前中、車で搬入口から荷物を運び込み用意を始める。
すでに「代理店」の皆さんも準備を始められていた。
何となくテンションも上がってくるが、同時に少し脚裏古傷が気にかかり始める。

 ほどなく少年部も集り始める。
一部は「少年部」中心でその稽古の意味や団体の説明に終始する。
整列する子供たちの顔も…やはり緊張しているようだった。
こういう機会は、試合と同じように大切な機会。
やはり、今後もより多く設けたいと思った。

いつもより時間的な余裕があるため、一つ一つの説明に時間を割いてみたのが今回の特徴となった。
実は、ここ「ららぽーと柏の葉」で早ければ二三ヶ月後に「新しいクラス」を「二つ」設けられることになる予定。そのためにも、少しでも理解を深めてもらえればと思ったので…

 吹き抜けのため二階のお客さんにもある程度はアピールできるかな等と思いながらの小一時間でした。最後の試し割りでは、多少難儀した子もいたようだが、いい経験でしたね。
終わってこどもたちなりに「ほっと」した表情が、とても印象的でした。

「大変MC慣れてますねぇ。何かやっておられるんですか!?」
ここの代理店Dさんに尋ねられてしまいました。
「全然、緊張なされてないし、わかりやすいし…」
お世辞でも大変嬉しいです。
…もとも、話すのが「仕事」ですからねぇ。
でも、密かに緊張はしていたようで「喉がカラカラ」になりました。
慣れないマイクを装着しての話しは、どうだったかは同行した「娘」に聞きながら調整しました。
「娘」は今年、高校生となり子供たち特に女の子たちの「お世話係」と私の「補佐」でしたが、豆によく動いてくれました…当然…いずれ「この借り」は何らかの形で返さねばならないのですが…。

 一部ではOちゃんに頼んだ「洋楽」とのコラボ。
…初めてにしては上出来だと感じましたが、なにせ「合わせる時間」が足らなかったのは悔やまれますが、今後の課題としたいと思いました。
そのあと、夕方から仕事に行かねばならないと惜しくも帰らねばならなかったのが残念!!

 二部は、本部女性部と中高校生とケント指導員そして私の演武で取りまとめることとした。
それと特にこういう構成もあり、武道の健康に関する効用を多くお話しさせてもらった。
ここで新しく開くクラスも、特に中高年の方々の健康を目的としたもの。
そこに重点をおいたものにしたが、さて、どのくらい伝わったか…。

 全てが終わったのが夕方五時近く…ほぼ一日がかりだった。
流石に「足にきた」…違和感の古傷、見事に復活(小さな肉離れ…)
しかし、まずは好評だったし怪我もなくて何より。
…いつものことですが、私の手元に「写真」等はありません…当然というか何と言うか…
ということで、もし何方か「写真・映像」ありましたら寄せて頂けたら幸いなのですが…
よろしくお願いします。

 二部からわざわざ取材にこられた「月刊フルコンタクトカラテ」のUさん。
そして、松戸のY先生、本当に有り難うございました。
また、最後までご観覧頂きましたご父兄、関係者の皆様本当にご苦労様でした。

 これから、ここでクラスをやっていくようになれば、またこのような機会も増えることを願っていますし、そうなれるよう努めたいと思っています。
何にせよ「宣伝・広報」だと本当につくづく思っておりますので、この機会を通じて関係者の皆様にも重ねて「宣伝」のほどお願い致したいと思っております。

…流石に…今頃になって
疲れてます。
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by katsumi-okuda | 2013-04-15 01:04 | 格闘技イベント

神奈川県大会結果…三部門準優勝

 晴天の神奈川、昨日までの涼しさを残しながら神奈川県大会が行われました。
結果としては三部門準優勝。
 一般上級 ケント指導員
 一般初級 SUDO
 壮年部  ARAI(岩井支部)

…その三人の決勝を裁いたのは私…痛し痒しでした。
圧倒的優勢でない限り、自分の弟子に旗は上げぬと皆に誡告しており、結果、その通りになった。
内容的には、三人とも惜しい内容でもあり、今後を考える一つの糧となったことは事実。
それでも、優勝とそれ以外では天と地の開きはあるもの。
特に戦った本人達は、後々そう実感することであろう。

他の面々は、二回戦にK指導員、Oちゃん以下中等部全員は初戦を飾れなかった。
しかし、今後を左右する「良い負け方」であったことをここに記しておこう。
勝っても、何の役にも立たぬモノもある。
負けても、大いに効用のあるものもある。
是非、次の機会に活かして頂きたい。
負けても勝っても、自分が納得するまで続けて欲しいモノである。

詳しい試合概要は次回に述べたいと思います。
兎も角、少年部もそしてご父兄の皆様、関係者の皆様ご苦労様でした。
そして、今回も釘嶋師範以下神奈川の道場生の皆さん本当に有り難うございました。
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by katsumi-okuda | 2011-07-23 22:19 | 格闘技イベント

東日本大会…IN静岡

a0026020_152356.jpg18日、先日の季節外れの「雪」から一変、春らしい日和となった静岡県。「グランシップ静岡」は、東静岡駅前にある大きな総合施設。そこで大石道場主催で開かれる「東日本大会」に行って参りました。
 私はというと仕事の関係で前日に静岡入りし、先乗りされた門馬先生初め福島県の皆さんと夕食を共にし、今後の事も含め暫し歓談しました。泊まりという気安さもあり、少々酒も入り饒舌に語り合い楽しいひと時を過ごさせて頂きました。(しかし、泊まったホテルは大型のビジネスホテル。案の定枕が合わず眠れぬ一夜を…)
a0026020_15131933.jpg当日、会場にタクシーで向かうと私たちの選手一同もバスで到着していました。心なし、というかいつも通り緊張している選手の面持ち…初めての大会という事もあり、何にせよ「試されている」大会であると改めて実感しました。
会場は、天井が高いせいもあり、あまり広さは気にならなかったですが、流石の人手です。
試合が、始まるとどこで何をやっているのか把握する事が難しい。

一般第一試合は、Oちゃんが先陣。それこそUPも出来ずじまいでしたが、無難に勝利。
続くケントも、危なげなく勝利。壮年組も、それに続く…。
しかし、何となく「リズム」が悪い気が、してならなかった。
その後、勝てるはずの第二試合をケントが、落とした。
「全然、体力が戻らなかった。いつもの調子が…」全くの想定外というか…そこが試合の難しさ。
「相手の攻撃も効かなかった。怪我も対してしていない…」その不思議な不調さに首を傾げるばかり。

結果、高市さんがグランドマスターの部「準優勝」。佐藤さんがヤングマスターの部「三位」
という成果で大会を終えた。
今回少なくとも、特に一般ではベスト8以上は、狙えたものの自らの戦略ミスや情報不足に左右される結果となったことは、大きな課題そして各自の良き「学習」となったことでした。

私の見解として、この大会のレベルは一時期の全日本レベルに限りなく近づいてきているものと認識している。選抜された選手たちをみても、茶帯以上の体躯に勝る選手層が多勢を占めている。
私たちの選手は、どちらかというと「軽量」に等しい。それをもって勝ち上がる為には、更なる体力の強化・増強と技術力の安定、そして戦略の建て方を今一度解析していかなければならないと思いました。ただ闇雲にぶつかっていくだけでは、勝ちは少ないと改めて実感させられる大会でした。

ただ残念な事に、やはり以前も指摘されていた通り「審判の技量の差」が大きく試合を左右し散見されたのも又事実であった。上段に当たったのに技ありをとってくれなかった。金的を二度も蹴られ、顔面も殴られたのに相手に注意一つも与えられず結果、負けにされた。
また(解釈の違いがあるためか)型の部門で、まったく理解されずに落ちていく選手と理解不足の審判など。

大きな大会を開けば開く程、このようなことは間々あるものであるが、それをいかに終始徹底し不備を少なくしていくかが、今後の課題ともなりましょう。
これはそして、参加する私たちも、意識していかなければならないことだと思っています。
良い事は良い。だめなものはだめと明確に伝え、改めて行く事こそ次代に繋がる大会に育っていくものとも感じました。無論、これだけの大会を運営されました大石道場の皆様のご苦労は、並大抵ではないと思いますし、参加させて頂いた事には本当に感謝申し上げる次第です。

兎も角、参加された選手の皆さんや応援にかけつけてくれた皆様。
本当にご苦労様でした。しかし、試合のその時に合わせ「万全」にもっていくことの難しさ。違う眼にさらされながら評価されなければならない難しさを身をもって知らされた「試合」であったことに多くの事を学んだと思い、これからにつないでいかなければなりません。
「このままでは良いはずは無い」と素直に負けを認め、真摯に次を目指す事しかありますまい。
そうすることこそ「修行」の一環なのですから…。
すでに「次」が、始まっています。

帰りは…これが試合後の選手かといわんばかりにバス後方の「面々」は盛り上がっていました。
まるで「憂さ」をはらすかのように…負けて独りになったとき。冷静になったとき、どんな思いで自らを見つめられるか。それも大事な「稽古」です。今一時は、良しとしましょう。
選手として名を連ねた人たちは、それぞれに熟考し、そして実践しなければなりません。
そうでなければはるばる行った甲斐が、なくなります。

近々、五月の「連休中」に「合同稽古」を開きます。
今回の事を踏まえ、一から次に向けて「作り直し」を行いましょう。
by katsumi-okuda | 2010-04-19 15:52 | 格闘技イベント

全福島空手道選手権大会…1

a0026020_144395.jpg大会結果…一般部組手の部四位入賞、O指導員は、大会出場者中、最軽量の体躯。どの対戦相手も自分より20㎏前後違いながら、持ち前の長い手足を有効に使い、自身の組手を良く現し、一般部初出場ながら入賞を果たしてくれました。

細身で優しげに見えるその表情とは、裏腹に痛さや緊張を表に出す事無く、倒されても淡々と立ち上がるその姿に彼を幼い時から知る私は、感服すらしました。胸骨も身体のあちこちも裂傷しているにも関わらず…皆の期待を一身に背負い、最後まで「自身の組手」を現そう創造しようとした姿は、負けて得るものの多かった試合だったに違いないと思いました。

試合とは、難しいモノ。
少しでも相手を押し切ろうと勝ちにはやり、自身の組手を忘れてしまい力任せに走れば、自然、墓穴を掘る。
初戦、豪快な後ろ回しで一本勝ちを修めたY君も、その緊張感からか次に繋げる組手が、適わなかった。
 しかし、Oちゃんと同様、これを良い体験として次へ活かすべく精進してもらいたいと思いました。

a0026020_1305660.jpg高校生の部、優勝と準優勝をR君とU君二人で勝ち取りました。出場者が少なく、ある意味難しい戦いでしたが、絶対に勝たなくてはいけない他流相手に二人とも練習量の賜物で勝ちをもぎ取ってくれました。
 特にR君の相手、高校生なのに、まして年下なのに体重105㎏って…その重圧をもろともせず押し勝ったのは見事。
 これも選手稽古で岩井のIさん(体重130㎏)との組手稽古の御陰でしたね。感謝しなくてはいけません。

 ちなみにR君は、5歳児の時からの道場生。Oちゃんは、小学校低学年からの付き合い…感慨深いモノです。
二人の特にOちゃんの細身からくる組手の苦悩を知っています…それだけに「継続は力なり」の言葉を実感する時です。

合宿でも稽古指導でも、少年部の良き兄貴分として若い彼らの今回の活躍は、賞賛に値します。
そして、今回のことを今後にも活かしていけるよう、これからもケント先輩や師範代に(そして私に)しごかれ、そして磨かれていって下さい。

今回、惜しくも上位入賞を果たす事が出来なかった皆さんも、これを良い体験として次へ繋げて欲しいと思いました。
微妙な判定に文句を言う訳でもなく、負けた自分の力の無さを悔やむ姿勢こそが、大事であり、立派でした。

わざわざ応援に駆けつけてくれた皆さん、本当にご苦労様でした。この大会の空気をそれぞれの道場に持ち帰り、日々の稽古の糧として頂けたらと思います。
 最後に大会を主催された福島県支部M師範そして関係各位、誠に有り難うございました。今回も、いろいろと学ばさせて頂きましたことをここに書き留めさせて頂きます。
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ちなみに…Oちゃんは一見「ジャニーズ系」の男前なせいか、会場にいた係の高校生たちにアドレスを聞かれていたそうな…本人「試合中で、それどこじゃないのに…」と困惑しきり…せめて全て終わってから聞いて欲しかったね。
by katsumi-okuda | 2008-09-15 01:54 | 格闘技イベント

武芸の動き

 一般稽古が、始まりました。
最初は、肩ならしのつもりでしたが、少人数でしかも上級者ばかりだと自然「目一杯」やって(やらされて)しまいました。
久しぶりに「息が上がって」しまいました。
いつもの体力の「三分の二」程度…動きが間々ならなくなってしまいました。年初めの稽古は、いつもこんな感じです。

 動き出して明らかに自身の身体が「戸惑って」いる事に気付きます。普通に運動している動きは、主として「外側」の筋力や大きな筋肉を動かしている。それに比べ武芸の動きは、体軸(正中線)を意識した「内側」そして深層筋の働きを身体に促す。少し稽古の間を明けてしまうと、その動きに身体は、戸惑うこととなる…らしい。

 体調を管理していく上でも、身体の「内側」を意識した動きは大切だと実感しています。
又それを鍛える為に私達には「基本(型や移動も含め)」があるのだと思っています。相手に悟られない「動き」は、武術にとって生命線です。それをふだんから身体に意識させる事。そのための「基本」稽古・鍛錬だと考えています。

 確かに私達は「実戦」を旨としています。
競技の性格上、スタミナや打たれ強さは、個々の資質、レベルにおいて必須ですし、稽古に占める割合も少なくありません。しかし、そればかりを追求していては単に身体能力や体格の差異を競う「競技」になるだけ…。
 それを武術の世界にまで引き上げる要が「内側」の鍛錬であることを忘れてはなりません。そして、それは一朝一夕に出来るモノでもなく、また考えて静かにやっていれば出来るモノでは、実戦として意味がないことを知らなくてはなりません。形に終わらず、実践してこその武芸・武術なのですから…。

 私の組手の理想は、相手に気付かれず相手の「意」を削ぐ事…簡単に言うと組手のやる気をなくさせること、又は技の威力を削ぐ事。相手に気付かれずに身体に力を入れさせず、自然にすっと近づき知らずに「技」を施していける事。
 つまりは「内なる力」を最大限その時々に使いこなしていく事。そのための稽古でなくてはならないと思っています。
散々、疲労困憊するほど「外側」を使い、その果てに「内」を使いこなす。

 身体を本当に正しく動かすと言う事の難しさは確かに容易ではありません。まして乱戦の最中…それを乱さずにいけるだけの心身を付けていく事が肝要。
 理解していても、中々難解な事です。
ですから、日々日常が稽古なのでしょう。

…痛めた各関節が、あればこそ分かる身体そして「動き」が、あるものです。痛い事は…痛い。しかし、痛みに少しでも我慢出来ると言う事は、まだ出来るということと思っています。痛いと言っているうちは華。生きてる証拠です。こんなことでどうのこうの言っているようでは笑われてしまいますから…。私が本当にだめになったら…多分何も言わなくなります…というか動かなくなります…解り易いです
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by katsumi-okuda | 2008-01-10 01:01 | 格闘技イベント

競技としての「型」のあり方

 競技としての「型」を考える時、そして実地で「判定」する時、毎度呻吟としてしまいます。

 同じ流派であっても、その「先生」に教えられた年代によっても、その仔細は微妙な違いとして現れてしまう。
それは、良く言えば、教える側の「知識・解釈」が上がったことも意味することから、一概にどちらが「良い悪い」は論じられない。

 型を指導するということは、例えば「伝言ゲーム」に等しく、ある事象をどれだけ次の人たちに「正しく」伝えることが出来るかによるところがある。
 しかし、人から人へ伝えられる時、教えられる側の解釈力や教える側のその時の技量によって、それらは徐々に変化をきたしてしまうもの。指導者の微細な癖は指導される側によって、時として過大・小に解釈され、それが時を追うごとに変遷してしまうこととなる。例えば、わずかな腕の曲がりは、過大に「曲げられ」たり「伸び過ぎ」てしまったり…その修正に何が正しいかを規定していかなければならない労力が、そこに横たわり私達を困惑させる。

 ただ私は、型は同じ流派であっても仔細な違いはあることは認めている。「○○道場の型」「△△道場の型」は、それを指導されている「先生方」の個性であると解釈はしている。
 ただし、あまり「基本」から外れた「技」や「つながり」は…競技として減点となってしまうものと解釈はしているつもりでもいるが…。

 私は「組手によって型を造る」そして「型によって組手を成す」と考えています。何故なら、私達が「実戦」を標榜しているからに他なりません。
 型の突き一つとっても、明らかに「倒す勢い・気迫」そして「証」がそこに現れなくてはならないといつも思慮しております。単に早く素早いだけや力みが目立つ構えは「実戦」では、要を成しません。

 たとえば「稽古の半分を組手のため、そして残りの全てを型に費やすこと」と考え、道場生の皆さんにはやってもらっているつもりです。そのどちらかを「融合」させていくことは、簡単なことでは決してありませんが、最もカラテの真髄を学ぶ大切なことですので、皆さん、今まで以上の「稽古」を試みるようにしましょう。

 「倒せる」突きや蹴りを日々、練り上げてこその「型」であり、また動きの精密さを希求するために「型」を成すこと…それこそが、私達のカラテだと改めて確信もした「大会」でもありました。
私達「審判」もまた、「大会」は「学びの場」なのです。
その考えを巡らせながら、また「稽古」に臨みます。
by katsumi-okuda | 2007-05-01 02:36 | 格闘技イベント

大会講評…3 武の気構え

 私達、そして特に選手達に「武の気構え」は如何に…。
観戦していて以前から気になって仕方ないことがあります。

それは、しきりに相手の反則をアピールする選手…気になります。
確かに競技である以上、反則はあってはならないことですし、それを犯さぬ技量を持つことは競技者として前提条件でもあります。

しかし、組手の流れに合って致し方なしの反則はままあること。
ただそれは、あくまでも試合・競技である以上、その全てを「審判」に任せなければなりません。いかに審判の度量によってその判定が微妙になろうとも、それでも其れ等を受け入れ戦うことを旨とするのが私達のカラテであるはず。

倒すことを旨としているはずのカラテなのに叩かれたことを頻りにアピールする姿…残念ながら「みっともない」「情けない」の一言ではないでしょうか。

また、逆に自分が「反則」の判定を受けた時、例え自身では違うと思っていても、そう取られた以上、自身の技量の未熟さを猛省すべきであり文句を言う筋合いは無い。

まずは、これらを信条として競技に臨むことこそ「武人」なのではないでしょうか。考え方が古いと言われても「武道」を志している以上、これらを私達は曲げる訳にはいきません。

「反則を犯してまで勝つくらいなら堂々とした負けを選ぶこと」
それこそが、その人を成長させる唯一のものと知らなければなりません。負けて学ぶことの多いことを知り、真に堂々とした戦いが出来る「人」にならなければ何の「武の気構え」か…。
by katsumi-okuda | 2007-04-30 19:26 | 格闘技イベント

大会講評…2

  怪我・不測の反則…
直接打撃制競技の極真カラテにおいて怪我はつきもの…。
さて、本当にそうなのか今回は考えさせられてしまった。

辛口になるが、今後の為に苦言を呈することにします。
まず全体に言えることとして技の精度もさることながら、基本と成る「体力」が整っていない人が多くいたこと。
叩かれることを前提とした「腹・腹筋強化」が整っていない。そのために不要な苦しみを負うことに成る選手(少年部も含め)が多い。
 
定められた規定時間を戦うだけのスタミナがない。
本戦だけではなく延長まで戦い抜く体力を造り上げてこの場に上がらねば何の競技か…。

そして、競技としての「技」が未熟な者が多くいたことは、真摯な大会であっただけに残念で仕方ない。
たとえ認められた攻撃であっても、まともに狙えない精度の不確かな技は技として使うべきではないと断言する。
相手を尊重して全力で戦う競技が極真カラテである。
その矜持に法った正しい攻防を出場される選手そしてそれを指導する諸先生方は、無論私共も猛省・研鑽しなくてはならないと実感致しました。

 競技はたしかに「勝敗」を決するもの。
しかし、何がなんでも勝てばいいのではない。
正しく全力で勝たねば何の意味も無い。其れが出来ないのならば全力で「負け」を潔く認めることこそ「武」と知らなければならない。

子供達によく言うこと…。
「試合前後に相手に対して「ありがとうございました」と言うのは何故か…それは、勝つにしても負けたにしても相手によって自身の長所短所を教えてもらったからなんだよ。その心を大切にし稽古・試合に臨まなければならないんだ。そのことだけは決して忘れてはならない。それを大切に思い活かしている人たちは、必ず有意義な糧をこのカラテから得られるものと知りなさい。」
今一度、その言葉を自身に振り当て熟考したいと思った大会でもありました。
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中央の外人の方…ただ大きい人ではありません。ジョン・ブルミン氏といい極真最古の高弟の方であり、オランダ格闘技界の父として有名な方なのです。久しぶりにお会いしました。お元気そうでなによりです。
by katsumi-okuda | 2007-04-30 00:21 | 格闘技イベント

大会講評…1

壮年部決勝…ある意味最も大会会場を沸かした試合でした。
サカバさんの決勝の相手は、外人選手まして180㎝110㎏以上、対格差は歴然!!しかし、本戦を引き分け、延長まで持ち込みあと一歩というところで痛恨の技ありをもらい敗戦してしまいましたが、真正面からの打ち合い、そして回り込み…辛い稽古の一端が現れていたものと思います。

惜しむらくは、接近しての手数そして踏み込むまでの気迫を全面に現す不動の構えと自身の組手・カラテを今後造り上げていくことが肝心です。体力を付けることには限りがあります。それを上手く、年の功として使い分けていくよう心がければと思いました。

 型一般上級は、どこを向いても強敵…ましてイブキは中2…よくてベスト8に残れればとも思っていましたが、彼の良いところ、悪い部分は、その場で修正する能力と型を「流れ」として「見せる力」がある点が、この場にあって発揮出来たこと。
 しかし、そこまででしたね。
何故なら、それこそが、そこからが「稽古量」が出てくるものなのです。難しい型は、覚えるだけでも大変です。それ完全に自分のモノにしていくためには最低一年はかかるものです。
彼にとって成長期は、型の変化とのせめぎ合い…修正しながら身の力を付けていく為に今回の上位入賞は価値あるものに成ったのではないかと思いました。

 ヤマモトくんもヒラマさんも、いきなり外人選手との対戦、戸惑ったと思います。そしてイイムラさん…大変惜しい戦いだったと記しておきます。社会人のお二人は、それだけでも大変な日々ご苦労様でした。出来れば又機会あれば挑戦してみてはいかがでしょうか…それくらい惜しかったと思ってます。

そして、特にヤマモトくんは、高校生でありながらの一般部での挑戦、二つ返事で臨んだ今大会…それだけでも賞賛ものでしたし一回戦の合わせ一本勝ちは、これからを期待させます。今後、受験で忙しいでしょうが、これらを糧として中々稽古も間々成らないでしょうが、頑張って欲しいと思います。

まずは皆さん、身体を癒し次に繋げて下さい。
大丈夫な人は、次の稽古までお待ちしています。
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by katsumi-okuda | 2007-04-29 23:31 | 格闘技イベント

マス大山メモリアル大会…まさに修練の場

 本日29日(今年から昭和の日という名の祝日)マス大山メモリアル大会が、開催されました。
 まずは、参加された選手の皆さんそしてご父兄・関係者の皆々様、遠路早朝から本当にご苦労様でした。そして、長時間にわたる観戦・応援本当に有り難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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そして、今大会を開催されました国際空手道連盟極真会館宗家のS師範始め福島のM師範…本当にご苦労様でした。そして、参加させて頂き誠に有り難うございました。
今回は、特に海外の選手・師範等の来日もあり、何かとご苦労がお有りのこと、さぞかし大変なこと見受けられましたが、真摯で正統な「大会」でした。見事だったと思います。誇って良いとも思います。今後とも、私どもも何かと協力出来ますれば幸甚と存じます。

 さて私どもの道場の成果は…。
壮年部クラス  準優勝  サカバさん
型一般上級クラス  4位  シマムラ イブキくん
二人とも見事でした!!稽古の成果が垣間見れましたね!!
両名の試合講評は、後で述べたいと思います。

残り7名の選手の皆さんも惜しくも上位に届きませんでしたが、得るものが大変多かった「試合」だったと思っています。そのことに関しては、自分を讃えて下さい。負けてこそ「知る」ことが、多いのですから、これを貴重な糧として自身のこれからに振り返られるよう益々の精進を心しましょう。

一般部の組手試合では、元私どもの道場生(師範代の後輩に当たります)が準優勝しました。昔と変わらぬ天賦の才に溢れた組手そして圧巻の試し割…懐かしくも嬉しく観戦・応援しました。いずれ又、彼の道場とも交流をしたいと思っています。
by katsumi-okuda | 2007-04-29 22:46 | 格闘技イベント