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武道カラテ稽古日記

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人に教えるとは

 梅雨の間は、室温が上昇してしまいますね。
特に子供達が、大勢いるとそれだけで室温と湿度が上がってしまいます。稽古が始まる前、みんな遊んでいるので相当な熱量が…。
こうなると「一抹の不安」が…皆に注意を促しますが…。

案の定「鼻血祭り」です(^^)
一人が、鼻血を出して…しばらくすると、小さい子も「先生!!」と元気よく呼んでくれました。一杯の鼻血と笑顔と共に…。

突然の鼻血は、びっくりするものです。
ですから、小さな「道場生」たちには、しっかりとした知識と対処法を知ってもらいたいと思っています。

小さな子供達が、自分より小さな「後輩」に正しく「教えている」風景が、私たちの道場にはあります。
教えることで分かることがあります。
子供達だけではなく、それは大人も同じです。

物事を正しく伝える為に自身が「正しく」なければならない。
そう自然に意識していく自分が、そこにはあります。
ただ教えられていただけでは、わからない見えないことが、人に教えることで自然にわかることが多いモノです。

確かに「修行」は、極論「独り」で行うものと言えましょう。
ですが、その修行の過程にあって人に教わり、そして教えるということが関わってくるものです。

 それが、自身のさらなる「高見」を「試す」機会と成るもの。
今後、特に年長者のみなさんには、機会あるごとに、そして自身で機会を設けてもらうことを切望します。
 本来なら自分で道場の一つや二つ見てもおかしくない技量・人格に秀でた皆さんですので今後を期待したいと思っていますし、これからの団体の展望も含めて個々に活躍して頂きたいと思っています。
by katsumi-okuda | 2009-06-18 02:06 | 稽古日誌