2009年 04月 26日
春の「練成会」…その意義
本日、柏にて恒例の「春の練成会」を執り行いました。
まずは、ご観覧、付添いに遠方よりご来場頂きました大勢のご父兄の皆様と関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。あらためて御礼申し上げます。 短い時間でしたが、ふだんと違う緊張感の中でお子さん達は、一つ一つ成長している姿をご覧に頂けたことと思います。 練成会の目的は、ふだんと違う環境と雰囲気の元に行う「合同稽古」であり「試し」です。 いつもと同じように出来る、そして出来ない心身を自身で感じること。同じ帯や学年の友達が、どこまで出来て、自分と何が違うか感じることです。この前と今では、何が出来て何が足りないか。 ほんの少しでしたが、一般の人達の「稽古風景」を見て、どんなことを感じましたか!? 又、一般の人達との組手や型の模擬試合では、どんな緊張感や不安があったでしょうか。 そして、先輩達の型や組手の姿を見て、何を感じましたか。 その一つ一つが、参加された皆さんの「稽古」なのです。 特にじっと見ているだけの時間も、長かったと思いますが、その「見取り稽古」も大切な「稽古」なのです。 じっとしているだけでも、子供達にとっては大変なことです。 それを行えてこそ、ふだんの稽古の成果だと思いましょう。 稽古とは、道場のときだけでなく、すべての時に出来るよう努めましょう。その一つの表れが「我慢」そして「集中力」です。 特に帯に関係なく、それが顕われていた成長していた人達が、多く見られました。ふだん中々、見られない水戸の道場生や岩井の道場生のみんなの成長は、確かなモノとして眼に映りました。 これからも、それを大切に頑張ってもらいたいと思います。 これから、なるべく早い時期に皆さんと共に稽古が出来るように調整していきますので、一つ一つ大事に正しく、そして元気に稽古に励んで下さい。 会場でもお話し致しましたが、今秋には「型と組手部門の試合」としての「練成大会」を実施致します。帯別に誰もが、参加出来る試合にしていく予定ですので、全員参加の予定で、ふだんの稽古に励んで下さい。又、恒例の「夏合宿」や団体間の地方大会も、夏以降続々とあります。合宿も含めてさまざまな体験が出来るよう、奮って参加してみて下さい。詳しい内容は、追ってご連絡致します。 …ちなみに今回は、映像がありませんでした。 済みません。そして「5月3日の一般合同稽古」が、ありますので、こちらのほうも、一般の皆さん奮ってのご参加をお願い致します。 …こちらは、ナントカ「映像」に残したいと思うのですが…。
by katsumi-okuda
| 2009-04-26 22:59
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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