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武道カラテ稽古日記

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折り返し点…さてこれから

 本日、目出たく(!?)誕生日を迎えました。
皆様方に温かい言葉を頂き、此の場をかりて御礼申し上げます。春一番が吹き荒れたと思ったら、何やら気持の悪いくらいに暖かな日より…でも、来週からは又寒さも、戻りそうで用心が肝要と思われます。

 この歳になると誕生日も、嬉しいのやら何やら相当微妙です。ふと来し方を振り返ったりしてしまいました。
十年前、そして二十、三十年前の今日、いったい何をし、何を考えていたのか…そして、これから十年後やその先、何を思い何をやれているだろうか。
この歳になると、そんなことを考えたりもするようです。

 どうにも体調は不良…風邪気味なのか花粉症なのか…
兎も角、そんな調子も一つと思わねば稽古も間々なりませぬ

今日は、上級者ばかりでしたので細かい指示と実践を試みてもらいました。
「相手にとって最速」「悟られぬ攻防」を基本から造り上げていくこと。特に上級者、年長者は正確、精密な形を基本のみならず、実戦でも活かせねばならない。
上級者になればなるほど「個性」が醸し出されるもの。
しかし、それが「癖」になってはならない。そして、その違いを稽古によって自身で問い質せなくてはならない。

上級者は、強くて上手くて当たり前。
そして、それをいつまでも維持してこその上級者と心しなくてはならない。私達は、実戦を旨とし、武道を標榜している以上、それを止めるわけにはいかない。

年を重ね例え老獪そして異な組手と言われようと「実戦」をやらなければなりませぬ。実戦の場に立ち続けている限り、それは当然と心致しませふ。
…まだまだ鍛えられる余地が、ある限り、歩を止めるわけには参りせぬ。未だ道半ば、どうにか道半ば…です。
 
by katsumi-okuda | 2009-02-15 00:11 | 稽古日誌