2008年 11月 13日
頭の中が…
本当に寒くなってきました。
各地の皆さん、体調には十分気をつけて仕事に勉学に、そして稽古に励んで下さい。 此の時節の稽古は、次の春までの「胎動のとき」です。 動物も植物も、そして私達「人」も同じです。いろいろな事を心身に蓄える時節と心得、過ごして参りましょう。 と言っても、皆さんも、何かと忙しく大変でしょうが…。 「人に教える為にその時間の数倍は、学習しなくては話しにならない。」とは、予備校時代の先輩先生方の言葉。 その金言は、今の自分の「柱」になっています。 皆さんに、例えば新しい型を教えていこうとするとき、最低でも、その型を万の数までこなすことを自身に決めています 自分の中で「修まっている」型であれば、そんなに問題もないのですが、団体の核になる「型の編纂」も兼ねて行っていくとなると、そうもいきません。 まして、他の公務もありますので、時間が限られています。因って、一つ一つの型をこなしている訳には、いきませんので、通常いくつかの型を同時進行して「稽古」することとなります。 それはそれで、いくつかの効用もあるのですが、ややもすると「頭の中が」混乱してしまいます(いい年して知恵熱が…) …結果、寝ても覚めても「それ」を考えている自分がおります。 考えてみると…型にしても何にしても、新しい事を思考している時「自分の稽古が優先」なのだなと、つくづく思ってしまいます。ただ、それが牽いては皆さんの稽古の為でも、無論あるのですが…。 哀しいかな、自分はいつまでも「修行者」でありたいらしい…長たる自分が、先に進まなくて「稽古・鍛錬」そして「道場」は、ありえないと思っています。 それが団体の運営として正しいかどうかは、それこそ先に行ってみないとわからないが、私の「この性分」は、死ぬまで変わらないと思う…そのことで、道場生のみなさんに迷惑のかからないようには、していきたいと思っているのですが何卒、ご理解・ご協力の程(^^) しかし、古伝の型の稽古と編纂は…至難の業と相成ります。 自分だけ出来ればいいのであれば、こんな苦労はないのですが…頭が、又「熱く」なりそうです。
by katsumi-okuda
| 2008-11-13 01:32
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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