2008年 10月 01日
神無月…今年は…
やけに肌寒く感じられます。
いつまでも、何となく夏を引きづっていたせいでしょうか。 …しかし今年は、本当にこんな年もあるものだと思ってしまいます。一進一退、何気に体調が、戻りません。 それなりに覚悟を決めて今日も、稽古に臨みました。 久しぶりにY君とのミット打ち…必要以上に効きました。 体調不全でやるもの(打つも受けるも)では、ありませんね。 補強一つとっても、大汗をかいてしまいます。 これでは、健康に逆効果です…程々にしたいのですが…。 今年は、そんなものと諦めて適切な稽古を心がける事に残りの月日を過ごそうと思います。 ダメならだめなりに、無駄の無いよう稽古に励まねばなりません。その積み重ねが、次に繋がるよう心しなくては…。 力めば、ロクな事はない。 ならば、「形」で威力を維持し発揮出来る術を探求しなければ、稽古が嘘になってしまいます。 基本の移動を道場生と共にやりながら…不出来な姿を眼に焼き付ける。それを反省の材として次を思う。 考え、意識した稽古であれば、それも救われるもの。 今の姿から何を掴むかは、やはり自分次第。 元よりあまり健康には、自信のなかった時代を過ごしてきた時分、そのようなことをいつも考えていた気がする。 技に逃げる事無く、技を磨くこと。 上辺の「綺麗」に寄る事無く、真の「姿」の美しさと力を得るために…。そして、少しずつ々、半歩ずつでも前進していけるよう心すること。それこそが「稽古心得」と言うもの。 少し体調がいいと…すぐ無理をする「鳥頭」の自分には、少なからず自嘲、苦笑モノでありますが…。 …それに加えて…自分なりに「壁」に当たっているのかもしれない一抹のザワツキが、心を騒がせます。 兎も角、これを越えた先に、未だ観ぬ「地」が、広がっている気もしていますから、こんな身体を抱えていても何か、嬉しい気もする複雑怪奇な心持ちであります。
by katsumi-okuda
| 2008-10-01 02:30
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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