2008年 01月 11日
稽古、それぞれ…
何やらあちこち筋肉痛(!?)らしきモノが…。
さして動いていないのに動き泥む…いつも稽古初めはそんな感じから始まります。暫く身体を温めないと動けない。 特に寒い時期は、それが強く出てしまいます。 年のせいと言ってしまえば、それまでですが…毎度の事で悩ましいものです。しかし、幸い今日は、それでもいくらか暖かいかもしれないと言い聞かせ、動きました。 稽古は、人それぞれの目的と用途に合わせるべきだと考えています。いくらカラテの稽古が合同でやるからと言って無理強いして良い法は、ありません。 同じ基本をやっていても、その日の体調に合わせてやらなければ、それこそ惰性になってしまいますから…。 動かないときは、無理をせずより丁寧に所作をなぞる事に終始します。私にしても、体調が完璧なときはありません。 だからと言って流してやっていては、それこそ意味がありませんから、いつも以上の注意が必要となります。 ただ稽古の主眼は、参加される道場生の皆さんの体調の管理・強化にあります。強くなる為にも、まずは健康からです。健康を害しての強さはあり得ません。永く続け武芸としての効果・効用を得る為にも、まずは「健康」からです。 そして、それを追求していくと「強さ」に結びつくのですから、武芸の面白い処です。 さて、この先数ヶ月の予定を来週までにまとめなくてはなりません。その中には恒例の練成会や新たに一般部合同稽古会そして対外試合・大会等が、控えています。 その為の(!?)稽古を考察していくことも、これからの課題です。稽古自体の流れや内容を考える事も、私達上級者の努めです。いつも同じ事をやっていくことも確かに大事ではあるのですが、より効果的な稽古方法を探す事も大切な事と考えています。 だからと言って特別な稽古は、ないとも言えるのです。 ふだんの稽古の延長で試合や演武そして実戦が出来てこその稽古。そして、それが、私達の道場の矜持なのです。 そうは言っても…稽古に来てくれる皆さんに効果のある稽古を行わなくては、それこそ申し訳ありませんし…。 さて、次回は、組手のやり方を細かく述べていきましょう。 組手は「生き物」です。いつまでも同じやり方ではいけません。上を目指してこその稽古・鍛錬ですから…。
by katsumi-okuda
| 2008-01-11 01:30
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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