2007年 12月 27日
子供に大切な事の一つ…躾け
子供達とともに稽古をしているとき、最も大切にしている事の一つに「躾け」が、あります。
社会に出て一番使わなくてはならないのは「礼儀」です。 感謝と思いやり・気配りは、人として大切な行いであり、幼い時に身に付けていかなくてはならない大切な物事の一つです。それも、道場だけの話しではなく、学校でも家庭でも、どこでも行えなければ、私達は武道をカラテをやっている意味が、ありません。 そんな時、残念なニュースを耳にしました。 少年サッカーの子供が送迎中のマイクロバスから転落し死亡してしまったとのこと。バスのドアが手動だったせいで何かの拍子に開いてしまったのが原因…確かに運転していた人の注意が足りなかったことも大いに責任のあることなのですが、私は、どうしても気になる事があります。それは、そのようなバスに乗り、特に走行中、バスの昇降口には立ってはいけないという最低限の「決まり事」を何故その子も、そして大人達も教えなかったのだろうか。 いや、教えていたとしても何故随時注意を促さなかったのだろうか…。 子供が、通っている近所のスイミングスクールのバスの中の様子を垣間見る事がありますが、やはり「酷い」の一言。 騒ぎ回り、嬌声を上げ騒いでいる子供達…元気がいいといっている場合ではない。躾けがなってなさすぎる!! 最低限のマナーは、他人に迷惑をかけない事もさることながら、自分の安全を時として正すことでもある。今時の子供達の多くに、そのような最低限のマナーを心得ていない者がいる。 しかし、子供達は、そのことを教えられなければ、その術を知ることは、ない。教えなければならない大人達の責任である。 何故、礼儀や挨拶そしてマナーが、必要なのか。そのことを機会あるごとに教え伝えていかなくてはならない。一度教えても忘れるのが子供。忘れたらまた、一から教えれば良い。手間を惜しんでは、身に付かぬモノと大人の私達は、知らねばならない。 そして、その時大人も又、そのことを再度確かめ身を正す良い機会と思い知らねばならない。子供とともに成長するとは、私はそういうものだと思っている。
by katsumi-okuda
| 2007-12-27 00:31
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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