2007年 10月 10日
上級者稽古
比較的、というか必然と言うか「火曜日」は師範代はじめ指導員が集まり易い(!?)
私が、他での稽古指導のためにPM8:00からの稽古となりました。 「一時間半びっしりやれればいいか…」などと考えていましたが、結局PM10:00まで!!びっしり…です。仕上げは「JPS100回」。 いつものことですが、特に組手は「生き物」と思っています。 このような機会を得て上級者同士の組手三昧としています。日に日にやり難くなっていく若い上級者たち…何故か頼もしくも「笑って」しまいます。いやいや負けてられませんね。 組手とは、相手との「間の読み合い」が大事です。 技や出入りのスピード、タイミング、コンビネーション等を瞬時に変えていき、相手の攻撃を潰しイナし、自分の攻撃を当てにいく…。 話しは簡単ですが、上級者同士、連続する攻防となると…。 少しでも気を抜いたり、組手から遠ざかっていては、その感性はすぐに錆び付くものです。 私は、相手の攻撃を(たぶん)肌で感じ背中(脊髄)で反応しているようです。速いだけの技なら、どうとでもなります。 ただ、その感性に磨きをかけていかなくてはなりません。 特にこのような上級者のみなさんとの稽古は、私にとってそれを磨く為の貴重な一こまでもあります。 数発は仕方が無い…身体でもらいながら「流す・潰す」ことを会得し身体は鍛えることを信条としていますが、これもその日の調子によって、さまざま…。 身体の調子がいいからといって組手が調子良いわけでもない。 逆もまた…身体の調子が不調(今日も頭痛でしたし…)でも動けることもあるから、人の身体とは不思議なものと思い知らされます。 満遍なく「補強」を施し、型で身体を意識する。 いつ何時「火急」のとき、いつでも「戦える心身」を保つ事。 それを私達の「稽古・鍛錬」と考えます。自己満足に陥る愚をおかす事無く、意味ある稽古をたえず行えるようにしなくてはなりません。 それにしても、私は組手の時…ニヤリと笑うことがあります。 意識しているわけではないのですが…癖といえば癖ですが、その方が、瞬発力が出るようなので…不気味かもしれませんが勘弁して下さい…それだけ皆さんとの稽古に真剣な証拠ですから…。
by katsumi-okuda
| 2007-10-10 02:30
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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