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武道カラテ稽古日記

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上級者稽古

 比較的、というか必然と言うか「火曜日」は師範代はじめ指導員が集まり易い(!?)
 私が、他での稽古指導のためにPM8:00からの稽古となりました。
「一時間半びっしりやれればいいか…」などと考えていましたが、結局PM10:00まで!!びっしり…です。仕上げは「JPS100回」。

 いつものことですが、特に組手は「生き物」と思っています。
このような機会を得て上級者同士の組手三昧としています。日に日にやり難くなっていく若い上級者たち…何故か頼もしくも「笑って」しまいます。いやいや負けてられませんね。

 組手とは、相手との「間の読み合い」が大事です。
技や出入りのスピード、タイミング、コンビネーション等を瞬時に変えていき、相手の攻撃を潰しイナし、自分の攻撃を当てにいく…。
 話しは簡単ですが、上級者同士、連続する攻防となると…。
少しでも気を抜いたり、組手から遠ざかっていては、その感性はすぐに錆び付くものです。

私は、相手の攻撃を(たぶん)肌で感じ背中(脊髄)で反応しているようです。速いだけの技なら、どうとでもなります。
ただ、その感性に磨きをかけていかなくてはなりません。
特にこのような上級者のみなさんとの稽古は、私にとってそれを磨く為の貴重な一こまでもあります。

数発は仕方が無い…身体でもらいながら「流す・潰す」ことを会得し身体は鍛えることを信条としていますが、これもその日の調子によって、さまざま…。
身体の調子がいいからといって組手が調子良いわけでもない。
逆もまた…身体の調子が不調(今日も頭痛でしたし…)でも動けることもあるから、人の身体とは不思議なものと思い知らされます。
 
満遍なく「補強」を施し、型で身体を意識する。
いつ何時「火急」のとき、いつでも「戦える心身」を保つ事。
それを私達の「稽古・鍛錬」と考えます。自己満足に陥る愚をおかす事無く、意味ある稽古をたえず行えるようにしなくてはなりません。
 それにしても、私は組手の時…ニヤリと笑うことがあります。
意識しているわけではないのですが…癖といえば癖ですが、その方が、瞬発力が出るようなので…不気味かもしれませんが勘弁して下さい…それだけ皆さんとの稽古に真剣な証拠ですから…。
 
by katsumi-okuda | 2007-10-10 02:30 | 稽古日誌