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武道カラテ稽古日記

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ある日の稽古内容

 本日も、師範代とのミット稽古…至近距離からの後ろ蹴りはシャレになりません。どう踏ん張っても後ろに飛ばされ気味になってしまいます。とても正確に肝臓を狙ってくるものですから…今日は体調が良くないって言ってるそばから…笑ってしまいますね。
 至近距離でのミット打ち、その激しい衝撃に耐えていると、つくづく実戦の厳しさと激しさをあらためて思い知ることとなります。

 ところで稽古内容は、どのような…と聞かれることがあります。
一般的には、道場稽古の雛形はあります。
黙想、柔軟、基本、移動、補強そして型と組手の順となります。

 但し、今ではその日の顔ぶれに応じた稽古を行っているのが現実ですね。特に組手稽古を最後にする傾向は、ややもすると体力的にキツくなってからということもあり、御座なり・漫然とただ力任せに動く傾向が観られますので、体力のある前半に意識をしながらやっているほうが効果的だと考え実施しています。

柔軟、シャドウ(突き、突きと膝、加えて下段蹴り、次に中段、そして全部の技を組み立てる、随時、その時のテーマに沿って動いていくことを忘れず)各2分×5セット
続いて「対人」にてシャドウと同様のセット数を行う。

次にミット稽古(これもシャドウ同様、突き、突きと膝、中段、上段、後ろ回し、下段、前蹴り、後ろ蹴り)各1〜2分
 ミットを持つのも「組手」の稽古、身体で衝撃を正しく受けることを組手の第一段階として位置づけている大切な稽古です。
ただ持っているだけでは、勿体ないですからね。

一呼吸、一汗ふいて「補強」と「柔軟」の時間。
腕(手幅を変えスピードを変化させ)3〜5種類各20〜30回
     時に「拳立て50回×20セットor100回×潰れるまで…。
腹 クランチ(素早く)50+20(ゆっくり)ツイスト各20(ゆっくり)+50
(すばやく)レッグレイズ20〜30(ゆっくり)+V字20(すばやく)
背50〜100×2セット
       小休止…5分ほど
その後、各部位(特に骨盤)を意識した「柔軟」約10分

その日の「テーマ」に即した稽古(個別又は合同)が行われます。
基本、移動もしくは型、約束組手等…いろいろです。

後半、再度「補強」に入ります。
脚   各種スクワット系20〜30×5
       恒例「ジャンピングスクワット 連続100回」×無限大
       歩法(当人に合わせてゆっくり歩き上下半身のバランスと息
の調整を行う)

LASTに「組手」…これも、その日のメンツと様子によって「テーマ」を決めて「防具有り・無し」で1、2分×人数分

終わった後は…言わずもがなです。
いつも思うのですが、私はほぼ365日、こんな調子で稽古をしております。年がどうのこうの言う前に、技がどうのと能書きを書く前に「まずはやること」であり、これだけやれば「自信」も、そして相応の「体力」もつきます。
 逆に言えば、これだけこなしていなければ「実戦」は語れません。
少なくとも私自身は、そう感じております。

「限界とは、その本人がそう思った時であり、思わない限り限界はありえない」…私の勝手な問答です。
この稽古を終える時…今は考えていません。
本当に身体が動かなくなるまで…だと思います。
by katsumi-okuda | 2007-09-05 01:03 | 稽古日誌