2007年 05月 27日
…ということで少し「お休み中」…
夏のような暑さが、続いていますね…。
急な気温変化は、身に堪えます。 どうしたものか、この時期になると手の指(表側のみ)の皮膚が剥けてしまいます。俗にウチでは「第一次脱皮」と呼んでいます。ちなみに「第二次脱皮」は夏場の「全身脱皮」ですが、これは年とともに脱皮しなくなってきています…これも年のせいでしょうか(T^T) …どうやらアトピーの一種のようで本格的な夏以降になると自然に治るのですが、それまでは汗でもかなり沁みて痛いです…。 子供のときも、そうだったのでアトピーの子達の苦しさは、よく分かります。ちなみに、海水に浸かり続けると何故か良くなる人が多いようです(私も、そのうちの一人です…) この時期ぐらいが、どうやらリセットの時期のようで何にせよ疲れがとれなくなってきます。 あまり気にはしていないのですが、突然倒れたりしますから、それだけは要注意なのですが…どちらにせよ稽古・鍛錬の質を変えていくよう心がけていますが、よい「深化」も認められたりしますから一概に悪いとも思えず複雑な心境の今日この頃です。 稽古としては、特に改めて「基本」に注意しています。 立ち方、姿勢そして、そこから正しい動き方を意識しています。 正しい姿勢からの突きや蹴りには、筋力以外の威力を感じます。 また、軸と体重のあり方を意識し、捌きを行う時、相手にとって「厄介な動き」になります。一瞬、目の前から消える感覚を覚えさせるようです…が、いつもそれを作動させられるかと言うと…これまた難しいのですが、ともかく力が抜けている時のほうが、やりやすいことは事実ですので、皆さんも試みて下さい。 …相手が中段を突いてきた時… 左手足を前にしたオーソドックスな構えの中、相手の突きの動きに同調し、中心の軸を僅かに落としながら前足の軸にずらし込み それによって抜けた後足の荷重を前に一瞬移し込み加速させ、頭、肩などを床と平衡を保ち「回転」し、相手の突きを刹那にさばく事…言葉で表すと「一応」こうなりますが… こればかりは、私と相対してもらわないと分からないと思います。 私が今出来る時期に共に稽古して、それを掴んでみて下さい。 自分なりに感じてもらえれば、自分なりの動きのヒントが分かると思いますので…このような古典的な稽古を通して「真剣」を学ぶ事も、自身にとって大いに「利・理」のあることと思っています。 動きの少ない稽古、「静から動」の稽古も、立派な稽古・鍛錬であることを知って下さい。それなくして正しい「実戦」は出来なくなる事を知って下さい。 …そんなわけで今日は「お休み」としました。 無論、家人には休日ですから「引っ張り回され」ましたが…(T^T)
by katsumi-okuda
| 2007-05-27 22:50
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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