2007年 04月 13日
新緑の時…
毎年、木々がこの色に染まり出す頃、ようやく自分自身としては「春」を感じてしまいます。そして、そこはかと無く「身体が…」。
「癒される」という言葉がありますが、どんなことでもそう思えばそう感じてしまう便利な感性だと自認しております。 しかし、春は「新学年・学期シーズン」デスので何かと多忙を極めております。そのせいもありまして書き込みが…すみません。 それにもまして少々「疲れて」おります。 やはり、日々心身が変調しているのは実感しているのですが、明らかに去年よりは、疲れ方が「激しい」気がしております。 ただ、その反面、心身共々「強靭」になりかけている気も明らかにしておりますから、身体とは、実に不思議なものです。 選手稽古佳境のおり、さまざまな稽古を全員に課しています。 火急(試合)の時、身体は思わぬ動きを強いられます。 そのときの為にいろいろな稽古・鍛錬を通じ、「筋」を鍛えなくてはならないと実感しています。「筋」とは深層筋や骨格を支える末端の細かい筋力と解しています。これは、以前にも書いた通り表層筋を使い果たした果てに活かされるものと実感もしています。 基本で揺るがない姿勢と瞬発力を正し、それを移動することによって生まれる体重移動を四肢に実感させる。また型によって相手との間を身体に実感させる。稽古に無駄なモノはない。 稽古を積めば積む程、試合や「実戦」をやればやる程、それは解るモノです。(やらなければわかりません…其れこそが実戦!!) …また哀しい事にやらなければ、それは微細なズレを生じ、振り出しに戻ってしまうモノなのです。 ですから、私は辛くとも「疲れて」いても稽古は稽古として取り組んでいるのだと思っています。 今、心底身体は痛んでいます。 しかし、気力は十二分…といっておきましょう。 (そう思い込ませないと動けなくなりそうですから…(><)
by katsumi-okuda
| 2007-04-13 00:42
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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