2004年 06月 28日
何かが違う!?ぱーとつー。
現在の損傷箇所一覧。右肩靱帯損傷から始まって左肘及び前腕筋の損傷、左腰疼痛、右足親指脱臼etc。自分としてはかなり真面目に稽古を積んだここ一年で得た代償。計画通り年1〜2kg動ける筋肉を手に入れはしたが…。
普通に五十代が若い人と対等に競い合おうとしたら挌技・武術の場合大かれすくなかれこうなるはずではないだろうか。打たれずに打ち返すことは理想であり、自分の弟子相手ならいくらでもやれる組手が存在します。それは、技を教えたのは本人ですから、相手の動きはある程度先読みできますし、師弟関の微妙な心の温度差によって、先生のほうが有利に働き前述のような達人的なことが出来るのです。但しそれでは先生一人が出来ることであって弟子に伝わる「技の継承」にはなりません。私自身の考える武術・武芸者とは、相手誰であろうと正面から打ち倒せ且つ叉制することが自在に出来る技と心身の鍛練を怠らぬ者。そして現在ではその技をいかに広く自分の弟子達に伝えるマニュアルを確立している者でなくては意味をなさないと考えます。 つまり普通に考えて身体を使って指導していれば簡単に身体は痛んでいくものです。達人と言われるなら少なくともこんな思いをしなくてはならないのではないでしょうか…。私はそうします。それしか知りませんしそれが最短・最良と考えます。
by katsumi-okuda
| 2004-06-28 11:19
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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