2006年 07月 21日
いつものこと…振り切る
…振り切る…いつものことですが。
「稽古」にて、迷い、焦り、不安を「振り切って」います。 有り難いことに道場生(選手たちも含め)は、全力で事に臨んでくれます。 同じ場に立ち、同じように汗を弾かせ、息を弾ませている間は… いつものようにカラテ以外の事は、忘れていられます。 肩で息をし、心臓が口からせり出しそうになりながら… ふと、まだ動ける自分に一瞬嬉しく思ってしまいます。そんなとき、 気がつくと何か、気恥ずかしくもあり…不思議な感覚です。 しかし、一端まじめに考えながら「動き」だすと、やはり効果覿面。 (次の日を待たずに筋肉・関節が悲鳴を上げ始めました) 身体は、正直なものです。 あまり体調も芳しくなかったのですが、組手(スパーリング;グローブ付き手技のみ)も、正しく「打ち合え」ました。 本当に「有り難いことに」うちの道場生たちは、関係なく「打ち込んで」くれます。人が体調悪かろうが何だろうが、加減と言う言葉を知らない(といっても、そうしろと教えているのは、当の私ですが) 「師範とやっても当たらないし、当たる気もしない」とは、皆の言ですが、わたしも人の子ですから、自分が痛いのは嫌いなので、皆さんの攻撃は、出来る限り遊撃させてもらっています。 (しかし、全部たたき落としているわけではありませんから、やっぱり当たれば痛い…です) ともかく、私は今日もそうやって、いつものように「振り切って」います。振り切る術が、あることの素晴らしさや凄さを実感しながら、また新たな壁に向かっていける気がしています。
by katsumi-okuda
| 2006-07-21 12:56
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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