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武道カラテ稽古日記

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本当に難しい…です。

 この時期、新しい少年部が増えています。
特に幼稚園の子供たちが、多いです。いろいろな子供たちがいます。

明るい子、大人しい子、騒ぎ回る子…いろいろです。
みんな、かわいいです。どんなに言うことを聞かなくても、それで
「当たり前」だと思って指導に立っています。

 褒めるのが九割、叱る諭すのが一割と心に留めおきています。
それでも、時として…難しいなぁと感ずるときがあります。

そんなときは、全部私の責任ですから、私自身が情けなくもなります。本気で「落ち込み」ます。
 よかれと思ってしていることでも、その子に届かないことが往々にしてあります。指導の難しさは、百も承知なのですが、こればかりは…。

 現在、少しの成長の違いを一つの「障害」として言葉が一人歩きしているように思える時があります。
「多動症」「学習障害」そして「自閉症」…。
確かに人それぞれ。いろいろある子もいます。
ですが、それに「逃げて」いる指導現場があるように思えてなりません。
 子供は子供です。
楽しく嬉しいことの方が、好きに決まっています。
大人は、その子一人一人に合う言葉、そして行動で全力で向かわなくてはならないものと思っています。
 そのためには、時として「厳しく」も強い言動は必要だとも思っています。子供とともに正直に喜怒哀楽を示せてこその「大人」だと
今まさに実感しています。

 この小さな道場生たちを自身の「鏡」として共に「成長」していきたいと改めて思っています。

PS ; ここの処、やはり「刀」の書籍に凝っています。
 「刀」の歴史そしてその製造法、その「見方」…なかなか興味深く一つの「息抜き」となっております。
いずれは「真剣」も欲しいのですが…なかなか…。
by katsumi-okuda | 2006-04-20 00:06 | 稽古日誌