2005年 11月 18日
覚悟を決めて…
三十数年前の試合を観て…
そこに対峙している選手たちの「覚悟」を垣間見るきがしました。 戦い方そして競技制から言えば現代のほうが数倍も洗練されています。極端な話し、出場している選手のレベルは、客観的に観ても そのほとんどが「県大会レベル」です。 しかし、その戦いに臨む姿勢や勢いは将に「決闘」の趣きさえ漂わせています。 いい悪いではなく今の私たちに欠けているものがあるとすれば、 その「覚悟」ではないかと感じてしまいます。 言葉でこそ「必死」にやっていると私たち現代人は言いますが、果たして本当に真から「必死」で物事に取り組んでいるのでしょうか。 時代背景が違うと言ってしまえばそれまでです。 ですが、少なくとも私たち実戦カラテまして「武術・武道」を標榜しているならば、日々の稽古や諸々の事柄においてその感性は保ち続けなければならないものだと思うばかりです。 明日、今年最後の演武があります。 それさえも子供たちは子供たちなりに、そして私たち上に立つ者は、それ以上の「覚悟」をもって事に臨みたいと思います。 演武も試合同様、自身の稽古の過程を確認する場、そして唯一自身の「覚悟」を自身の「心・体」そして「技」によって表現する時と考えております。 そんな姿勢をご父兄や関係者の方々にご覧になって頂きたく考えておりますので、お時間がございましたら是非足を運んで頂けたら幸いと思っております。 今回は、特に思うところありいつも以上の「覚悟」をもって臨ませて頂きますので…。
by katsumi-okuda
| 2005-11-18 17:44
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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