2005年 10月 15日
下半期、また行事が…
10,11月と、また「行事」が続きます。
10月16日(日)北柏子供フェスティバル 11月13日(日)将門祭り 11月19日(土)理大祭 12月3〜4日つくば合宿 立て続けに「演武」です。体調の管理をしなくてはなりません。 「演武」は、一つに「発表」の場、子供達にとっても一般の道場生にとっても、どれだけのことが人前で出来る、やれるかの大変よい機会となります。 私にしても、それまでやってきている「技」の確からしさを試す大変よい機会だと考えております。 「演武」でさえ緊張したり不安に駆られたりするものです。 人の「心」とは、とても「脆い」ものだということを改めて実感する機会ともいえるのです。 何事においても自分を客観的に覗くことは大切なことだと考えています。 何が足りて、何が欠けているか。その時々の経験を無駄にすること無く、正面から自分を捕らえる機会こそが、「演武」や「試合」だとも思っています。 確かに、もう一つには、自分達のやっていることを広く一般の皆さんに知ってもらいたいという思いも、強くありますが、こればかりは中々どうして上手くいきません。 「強さ・恐さ」ばかりが、前面に出過ぎてしまう「演武」も考えものですが、「人に見せる」こと、そして「魅せる」ことの大切さに悩んでしまうことばかりです。 そんな折、この前の休日、「木下大サーカス」を見る機会がありました。 サーカスを見ること自体、何十年振り…それこそ子供時代に観た暗く怪し気な「サーカス」のイメージが先攻していたのですが、会場の佇まいは、欧米のそれに等しく、内容も世界的なサーカスとして定評があるだけに、その「演出」は洗練され、一つの滞りも無く、見る者を飽きさせること無く楽しい時間が、過ぎる実感がありました。 流石にプロ。当たり前なのですが、難しいことを事も無げにこなしていく姿に大変学ぶことが多かった一日でした。 こんなふうに、そして、ここまでこなせるには、相当な「練習」厳しい自己管理の賜物。そして、意識の「高さ」。敬服するばかりですね。 いつか、そんな「強い心」をいつでも発揮出来るようにしたいものだと感じました。 そして、ここまでとは言わないまでも、人を引き付けられる「演武」を皆で作っていきたいものだと思いました。
by katsumi-okuda
| 2005-10-15 00:37
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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