2005年 10月 09日
藤原杯…雨の東京武道館
9日(日)東京武道館で行われた第6回藤原杯。
リザルト;出場選手3名(高校生2名、一般部中量級1名)全員決勝進出 高校の部 優勝 大善くん 準優勝 山本くん 一般中量 準優勝 金泉くん 各大会が開催されていて参加人数が、少なかったとは言え、成果が残せました。 一応に喜びは隠せない3名でした。 初出場の高校生たちは、結果を残せたこと自体、大変喜ばしいことです。 ただそれぞれの「課題」も大変多い試合であったことも事実です。3名とも持ち味を活かした戦い方であったかどうか、勝ったからこそ深く考え次からの稽古に活かせるよう熟考して欲しいと思いました。 厳しいようですが、私の知っている3名の持ち味は、そんなものではないはず。 結果は残せたものの、普段の「稽古」が活きていなくては、その価値も半減してしまうことをこれからの「稽古」で知って欲しいと願います。 ともかく、よくも悪くもこの結果を糧により以上の「稽古」を積むことで「本当の強さ」を知り、自身のものにすることです。 大会会場には、先日の福島県大会でお世話になったM師範もお出でになっていました。大会終了後、いつものように武道談義に時を忘れ話し込んでしまいました…。 そのときも「いかに普段の稽古が大切か」に終始していました。 その時だけの「力」に頼ること無く「真の技」を追求する…とてつも無く難しいことですが、最も大切なこと。それなくして真の武道は始まりません。 私も、そしてM師範も極真カラテが、若いうちしか出来ないとは考えていません。 もしそうなら「武道」とは、ほど遠いもの。ただの格技でしかありません。 大会や試合を見るにつけ、深くそのことを思います。 私達にとって「何の為のカラテか!?」「何の為の試合か!?」そして「何故、日々の稽古があるのか…」絶えず自問自答…です。 会場で珍しい方に挨拶されました。 元極真総本部最強の内弟子と言われ、後にキックでも輝かしい戦歴を残された竹山晴友さん。現在はご自分の団体を率いて今回もお弟子さんたちの付き添いに来られたとのこと。少しの立ち話でしたが、独特の空気を持たれた方です。よき時代の「極真人」という雰囲気を今も醸し出していました。いずれまたお話が出来ればと思いました。
by katsumi-okuda
| 2005-10-09 23:16
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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