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武道カラテ稽古日記

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形を作る

  やっと天候が…
と思ったら、一気に夜半は「寒くなってきた」

調子に乗って薄着してると、瞬く間に「また風邪」を拗らせてしまう。
どうにも免疫力というか抵抗力が、人より少ない事に近年、気付き少し凹んでます。
注意しても、崩すときは、あっという間ですから、皆さんもご自愛ください。

 さて、何かと日々の日程に押され気味になっています。

思うに任せず体力も、上がらぬ状況が、続いています。
ですが、そんな中だからこそ稽古の遣りようもあると言うものと考え直し、いつものように道着に腕を通しております。

有り余るほどの元気と体力のある若者ならいざ知らず、その真逆で活きている私です。
ですから、考えようというのは大事な事です。

自身の身に沿う稽古・鍛錬をし、自らの「動き易い形」を作り出すこと。
それが、今のところの稽古の主題です。
何も「楽をして」稽古をしろというのではありません。
自身の体力と能力に見合う「動き」を模索し研鑽することにほかなりません。

一つのテーマでもあるのですが「型を自身に活かす」ことですね。
特に基本的な型の動きの中から自身に合うものを取捨し、活かすように心がけること。
あくまで私達のカラテの本懐は「組手」です。
相手と対面し「打突」を繰り広げなければ意味がありません。

ですから、机上の空論では困りますね。
言った事は、実戦出来なければなりません。
確かに難しい事なのですが、それを希求することにこそ武道としての本懐もあろうというものです。

「型が、実戦で使えるかって!?使えないねぇ…いや使えるようになるには、それこそ時間がかかるよ。」
今、やってる型は、あくまで身体の動き方の根本を知る為にやってるんだ。例えば喧嘩の時、相手は、都合良く型のように動いちゃくれない。でも、相手とのタイミングや自分の身体の動かし方が、自然に出来るようであれば、相手が、どう動こうが、何をしようが、何も困らない。」
「そうでなくちゃ世界のあらゆる格闘技を事前に知らなきゃならないだろう。そんなことしてたらいくら時間があっても、足りゃしないよ」
「君も、自分の武道の基本の中からそれをつかめるように努力しなさい」

…確か、こんなことを言われたように記憶している。
大学時代、ひょんなことからお世話になった合気道の塩田先生のお言葉…。
今にして、やっとその意味が、少し実感としてわかり実戦で活かせるようになったきましたが…

それでも、まだまだ総裁や昭和の達人の先生方の足下にも及ばないことは周知の事実。
道は…本当にはるか彼方まで続いている気がしております。

その実戦の応えを手合わせした皆さんとこれから共有出来れば幸いと思ってもいます。
近いうちまた、手合わせ出来る機会ありますので、その折、少しでも私の考え実行していることを感じ取ってくれればと思うばかりです…
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by katsumi-okuda | 2014-10-16 15:56 | 稽古日誌