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武道カラテ稽古日記

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先を見据えて…

 普通に稽古をこなし、そのまま何もせずにいられたのは若い頃の話し…
稽古鍛錬が、終わった後、それと同等の時間を過ごすかけ「クールダウン」「補正」を行わないと次の稽古で、いや単に日常でも満足な動きが適わないことを実感して久しい。

 哀しいかな、それが現実です。
いくら見た目や、やっていることがどうであれ確実に「次」を迎えている事は事実。
その「老い」という現実に眼を背け無視していけるほど楽天的でもない。

 私たちのカラテには、いろいろな側面があります。
無論、競技として強くて上手い選手を育てたい。そのカラテを構築したいという切実な思い。
そして、武道、教育としての側面をふだんの稽古に活かしていきたい。
また、一般の人たちも含め、健康であるため活力ある生活を過ごしてもらう為のカラテでもありたいと切に願ってもいる。

 そしてまた、今までカラテや武道に縁のなかった中高年の人たちに武道の効用を説いていきたい。
また、そのための体系とカリキュラムを作り上げたいと切に願って止まない。
そのためにも、早急な自身の組織団体作りもしていかなければならない…。


 私のこれからの十年は、若い人たちのそれとは違う。
それらを思う時…少なからず焦らずにはいられない。
誰しもが、思う事かもしれない。
そして、私は、それなりな立場にいる以上、その課題を負う意味は大きいと自覚している。
しかし、仙人でもあるまいし霞を喰ってる訳でもない。
当然、人並みに生活もし、ましてや個人としての道場を運営もしていかねばならない。
故に、今年前半は、これまでになく「苦悶」した。

 それでも、多くの人に助けられここまでやってこれている。
それを一言の感謝だけではすませられないとも強く思っている。
その期待に形として残せるよう、今年の後半、そして来期は、今まで以上に動かねばならない。
そのためには、まだまだ多くの人たちの助けが、必要となる。
心苦しいが、それをまた願うことになる。
そして、それらが、少しでも形となり、より多くそれらが、ここに集う「道場生」に「還元」出来ることを切望して止まない。
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by katsumi-okuda | 2013-07-31 02:09 | 稽古日誌