2005年 03月 12日
そろそろ卒業のシーズンです…
3月も半ば…卒業のシーズンです。
私の道場の少年部は、みんな息がながく、年長から大学生になる現在まで続けている者が、多くいます。 そんな皆が、一区切りつくのが、中学卒業です。あんなに幼かった子供達も春からは、高校生です。長く見てきた者として感慨もひとしおです。親子程(いやそれ以上)離れた年令からか、自分の子供の成長を見ているようで頼もしくもあります。みんな、今まで以上に大変でしょうが、これまで培ってきたその真摯な姿勢を忘れ事なく頑張ってもらいたいものです。 また、近くに大学の同好会があり、二十年以上もやはり卒業生を出していますので、ここも又特別な感慨が、いつもあります。特に社会人として新しい道に進んでいく者にとって、これまで経験したさまざまなことは大いに役に立つことでしょうし、またそうしなければ何のための「武道」なのか、今一度深く心に留めそれぞれの道で活かして欲しいものです。 話はかわりますが、そんな折り、また「空手をやっている者は乱暴者」などという偏見と誤解の声を耳にしました。とても哀しいことです。 確かに大会等でも「格闘技系」もしくは「実戦系空手」の師範や先生と呼ばれている人達の中にあんまりの風貌と言動の者達をよく目にすることがあり、がっかりしてしまうことが多々あります。 何を考えているのでしょうか。そんなに「強面」でどうしょうと言うのでしょう。 あまりにも浅はかな考えによって多くの真面目に取り組んでいる人達が、誤解されています。 少なくとも、私達は、「武道」そして「カラテ」の正しい面を世に問いていきたいと考えています。 幸いここを卒業していく者達は、そのことを十二分に理解してくれています。そんなみんなが、これからの社会で正しい「武道」を修養した者として活躍してくれることを願います。そして、身をもって正しい「武道」そして「カラテ」を世に伝えて欲しいものです。 私も、社会に出ていく皆にこれからも負けぬように色々な方面で頑張ります。そんな一滴の考えや活動をすすめながら「偏見」と「誤解」をなくしていきたいものだと切望してやみません。 真の「強さ」とは何か!? 改めて考えてしまう今日この頃です…。
by katsumi-okuda
| 2005-03-12 00:20
| 稽古日誌
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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