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武道カラテ稽古日記

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それぞれの意味を思考して

 本当に先週までの暑さは、いったいどこへいったのでしょう。
なんて言ってると、必ず「残暑」が、やってくるのも、この時節。
くれぐれも、皆さん油断のないよう日々をお過ごし下さい。
…そういう私が、一番やられ易いのですが…。

 さて、九月は福島大会、そして十月は私たちの県にて「技術講習会」十一月は東京大会と続いていきます。それぞれに大切な意味合いをもつ団体の行事です。
一つとして手を抜けません。
大会を目指して日々稽古に汗している選手たち。
そして、これからを担う大切な道場生のためにより多くの実りあるモノに一つ一つ全力で取り組まなければなりません。

 選手のみなさんも、それぞれに稽古に精進していることでしょう。
怠りのないよう悔いのないよう日々の生活も含めて頑張って欲しいと願うばかりです。
私は自信の立場で思考せねばなりません。
…しかし、どんなことでもそうなように思うようにいかないことも侭あるものです。
考えなくてはならないことや日々やらなければならないこと…
皆さんも、そうかもしれませんが、なかなか…いかないことのほうが多いモノですね。
何となく自身の出来なさにイライラも致します。
こんな歳になっても、そんなモノだと何か妙に納得もしてしまいます。

 ただ、そんなときは、淡々と日々の日常をこなしていくことにしています。
自分の稽古にしても、指導にしても出来る限り一生懸命臨むようにしています。
それしか自分の中での調整が、出来ないと思ってもいます。

 思考していること、まとめていること…
「自分が出来る技はそれとして、それをどうすれば他の人たちに正しく伝えられるか」
「どうこれからの技術体系をまとめていけるか」
そして、今の自分の技は…。
本当に毎日々、堂々巡りです。
今日、良かった事も次になると体を為していない。
思っている事とやっていることに開きがある。
…そう思う事が、また深化していく過程なのだと思うようにはしていますが…。

それも修行なのでしょう。
人に教え伝えていく以上に自身の意識を高めていく練っていく事。
そのために何気ない日常があるのでしょう。

さて、気温の激変に負けぬよう日々を過ごして参りたいと思います。
私は所詮、稽古によってしかその切っ掛けを見つけられない。
懸命に眼前にあることから正しくやりつくしていくしかないと思うばかりです。
by katsumi-okuda | 2011-08-21 23:46 | 稽古日誌