2011年 02月 06日
千葉県大会…それぞれの糧に
本日、千葉県大会に行って参りました。
参加された選手、そしてご父兄、関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。 結果は、水戸のS押さんが、一般新人重量級にて準優勝になりました。 本部指導員Kくんは、惜しくも二回戦で敗退してしまいましたが、本人も明日に繋がる感覚が、つかめたようで良かったのではないかと思っていますが、ですが、やはり、勝ちたかったですよねぇ…。 そして、子供たちは、レベルの高いこの大会で、よく奮闘しましたが、上位までは届きませんでしたね。 しかし、それぞれに、よい戦い方だったと思います。 何故、勝てなかったのか、どうして負けてしまったのか…まずは、自分で考えてみることも大事だと思いますので、考えてみて下さい。 そして、それらを次の稽古、日々の生活に活かしていけるように努めて下さい。 私は、今回も40試合に届こうかという試合を裁いていました。 そして、間近で子供たちの試合を観て考えたことを書き留めておくことにします。 まずは、子供たちの戦い方は、その「防具の特性」と「少年部ルールに沿った戦い方」が、当然のように行われているということ。そして、その戦い方を選手たちは熟知しているということ。 当然、ふだんから「そのような戦い方」を稽古していることは明らかです…その良い悪いは別にして… ですから、当面「この試合」に勝ちたければ、このような稽古を続けていかなければならないとも考えられます。それが、どこまで子供たちのためになるのか…それこそ、教える私たちの意識の問題でもあるかもしれませんね。この試合に勝ちたいというのであれば、無下に止める訳にもいかないのですが、ただ、結果を出すといっても、それなりに大変なことは事実ですし、簡単なことではないのは当然です。 「試合に出ても、すぐ負けてしまうから出ない、出さない。」という意見も、一つだとは思います。 確かに試合だけが、カラテではありませんし、試合はあくまで稽古の一葉でしかありません。 ですが、だからといって、出て負けてしまうことに何の意味が無い訳でもありません。 負ければ、悔しいし、時として痛いし怖い思いもします。 そして、それらは、ふだんでは味わうことの出来ない貴重な体験なのです。 そんな負荷を自身にかけた人は、少なくとも色々なことに耐性を得ることが出来ることが、確認されています。それは、どのスポーツでも言われていることですし、それが日常とかけ離れていればいるだけ。その効用は大きなものだと言われています。 何はとまれ、そんないろいろな体験を出来る機会があれば、してみることは大切だと思っています。 それが、特に年端のいかない子供たちであれば尚のことだと思っています。 …いつものことですが、大会になると「いつもの師範たち」や「先生たち」と会います。 楽しくも有意義な一コマでもあります。 そして、情報交換の場でもあります。 …特に今年は、いろいろな試合、大会が目白押しになります。 自身のレベルに合ったものも、増えていきますので、それぞれに思考して挑戦してみましょう。 そうですね…大人も子供たちも…です。
by katsumi-okuda
| 2011-02-06 21:09
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プロフィール
武道歴四十余年。主たる武道極真カラテ。昭和の名人・達人に薫陶を受け現在、私塾教育経験を活かし新たな指導法を展開。自らも日々稽古を続け、理論と実践の合一を目指しています。
道場指導以外にもスポーツクラブでのカラテ普及に努め、今まで空手に縁のない人たちに空手や武道の良さを知ってもらっています。 カテゴリ
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